有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

ほうれん草

ほうれん草の収穫

野菜の値段の高騰が続いています。

今年の冬野菜の値上がりは、秋の日照不足と台風が原因なのですが
葉物野菜(結球しないタイプのもの)については年明けしばらくすれば
値下がりするかと思っていたのですが
スーパーで見ると、あまり下がってないですね。

かろうじて、ほうれん草は値段が落ち着いてきた感じがします。
小松菜や水菜はまだ高値ですね。

うちでは10月と11月にほうれん草等の葉物野菜をビニールハウスに
植えるのですが
10月植えの野菜の収穫が終わったので、
今は11月分です。

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雪がぱらぱらと降っています。

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左側は緑肥の麦、右側はほうれん草と水菜です。
水菜はまだ小さいので、ほうれん草から収穫します。

一度、ほうれん草の条間の除草をしたのですが
収穫の時期になると、邪魔になるくらい草が生えてます。

もうずっと不思議に思っていることなのですが
まったく草の生えていない畑をたまに見かけますが
あれってどうなってるんでしょうね。
生えるけれども除草のタイミングがいいのか、
それとも熱消毒で草の種を退治しているのか、
有機肥料を使っていると、草が生えやすいと聞きますがどうなのか。

毎年、除草に悩まされるうちでは、羨ましくてしょうがないです。

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と、急に時間が飛びますが、
かご二つ分の収穫で、コンテナ2つ分、だいたい45袋になります。
今年のほうれん草は虫もつかず病気も出ず、いい感じです。

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かご二つ分の収穫を終えた時、外は白くなってきていました。

これが2日後の大雪になりました。

ビニールハウスの修理完了

報告が遅くなりましたが、ビニールハウスの修理が完了しました。

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交換用のビニールは早くに届きましたが、らせん杭が届かず、
また、ビニールを張り替えるのにちょうどいい天気の日がなく
修理が遅れ気味でしたが、
12月の上旬には修理が完了しました。

ビニールの張替えには、よく晴れて風が吹いていない日が適しています。
今年は雨の日が多く、なかなかちょうどいい天候の日がありませんでしたが
なんとか無事に修理を終えました。

毎回ですが、50メートルほどあるビニールの張替えには苦労します。
スムーズにできる方法がないものかと考えているのですが、
いつも最後は力ずくになってしまいます。

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ビニールの屋根がないと雨に当たって、成長が遅かった野菜ですが
張替えが終わるとビニールハウス内の温度も上がって
大きくなってきました。

ほうれん草や水菜の収穫も始まり、キャベツは早くも
小さく結球し始めています。
この調子だとキャベツは冬の間には収穫できるかも。

ブロッコリーとカリフラワーはまだ様子見ですね。

ビニールハウスの土の今後

6月に植えたトマトも片付けが終わり、ビニールハウス内もスッキリしました。

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今回、夏植えのトマトにオンシツコナジラミや灰色さび病が蔓延しました。
防除しても葉がやられ、葉がやられるのでトマトに甘みもなく
使いたくない薬も使いました。

ひとりで農業をしているのなら、作付けの予定は自分で決められますが
家族でやっているとわがままを通すわけにもいかず
ここ8,9年ほど、一年を通してビニールハウス内で野菜を作り
夏は過剰に乾燥するため団粒は崩れ、腐食は減り、
土も限界になっていたようです。

このままやっていても、病害虫に悩まされて
野菜を買ってくれるお客さんに満足な野菜を提供できない、
ということで、家族(母)を説得し
今年から露地は冬と夏の畑を分け、収穫後に緑肥を植えることにしました。
堆肥を大量に入れることで対策はできると思いますが
やはり緑肥植物の大量の繊維質は魅力です。

ビニールハウスも、全面というわけにはいきませんが
3分の2~半分は緑肥を挟むことにします。

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今回は、3分の2を緑肥栽培にする予定で
バーク堆肥と米ぬかボカシを散布、
3分の1にはほうれん草を植えるため
牛糞堆肥と米ぬかボカシを散布しました。

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緑肥は、緑肥用えん麦と、ヘアリーベッチを使う予定です。

ほうれん草(ちょっと実験)

10月初旬に植えたほうれん草を収穫中ですが、
次のほうれん草を植えました。

うちの農園は、葉物野菜は市場への出荷をしていないので
成長の早い小松菜やほうれん草でも、一気に収穫して、一気に出荷してという
栽培ができません。

個人宅への販売や、直売所への出荷、お店への卸が中心なので
なるべく収穫時期を長くして対応するのが理想です。

ほうれん草は、株間5センチ程度、条間10センチ程度で植えると
されているのですが
経験上、それだと成長が早く(というよりも、混みあってしまって徒長気味になる)
長い期間にわたっての収穫が難しくなります。

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なので、今回は、株間9センチ、条間13センチ程度の間隔をあけました。
株の日当たりと、通気性をよくして、徒長を防ぐ目的です。

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今回もごんべえが大活躍です。
このくらいの畝なら、10分程度で播種が終了します。
買ってよかった…

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水やりも重要で、あまりやりすぎると徒長の原因になります。
初めにたっぷり水やりをし、あとは成長を見つつ調整します。

隣のマルチをした畝には大根が植わる予定です。
冬の間から春先の収穫を予定しています。

狭い条間の除草

除草剤を使わなくても、草が生えない畑にする方法は
いろいろとあるようなのですが、
うちの畑はバンバンに草が生えます。

うちではヌキトールのほかに、けずっ太郎という
除草専用の鍬?のような道具も使うのですが、
野菜の条間が狭い場合、鍬のような幅のあるものは
間に入らなかったりもします。

なので、この道具の出番です。

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ご近所さんにいただいたもので、名前はわかりません。
ちょっと拷問具のような見た目です。

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幅は10センチほどですね。
条間を走らせることで土を荒らし、草を抜きます。
きれいには抜けないのですが、何もしないよりは
ずいぶんマシです。

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道具を使う前の写真を撮り損ねてしまったので
比較はできませんが
このように、きれいになります。
除草しながら少しだけ土寄せもできるので、ちょっとお得です。

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