有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

人参

人参の冬越し

寒い毎日が続きますが、お元気でお過ごしですか。

今朝は今冬一番の冷え込みになり、あちこちで氷や霜柱がみられました。
予報では明日から雪が降るようですので、人参の冬越しの準備をしました。

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人参は、収穫時期を越えて畑に置いておくと
成長しすぎて割れてしまうので
いったん抜いて、埋め戻します。

昨年はビニールハウス内に埋めていたのですが
天気の良い日には気温が上がりすぎてしまうので
今回は露地に埋め戻すことにしました。

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人参を縦における程度の深さの穴を掘り、
抜いた人参の葉を切らずに並べていきます。

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通常ですとその上から土をかけていくのですが
今回はもみ殻をかけました。
この方が掘り出すのが楽なのですが、
どうなるか…

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もみ殻をかけた上から、雨避けのトタンを被せます。
風で飛ばないよう、しっかり重石も置いて、これで完了です。
これで猿も、人参を盗めないでしょう!

人参の播種とねぎの植え替え

この頃、不安定な天気が続きます。

ゲリラ豪雨という言葉が一般的になりましたが、昔から使われている
「夕方辺りにざっと降る雨」を「夕立」と言うことは少なくなった気がします。
夕方にゲリラ豪雨があった、と言ったりします。

8月も終わりに近づき、そろそろ秋冬取りの野菜の準備をしています。
今日は、人参の播種とねぎの植え替えをしました。

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管理機の逆回転で畝を作っている場合、どうしても畝間が狭くなります。
今回は畝幅を広くし、野菜を畝の端まで植えないことで
畝間を確保します。

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小さい種を植えるときは、こちらの種まきゴンベエが大活躍します。
前輪についているボックスで播種の幅を調整し、
真ん中の白いベルトは植える種の大きさによって付け替えます。

前進することで、植える、土を被せる、軽く鎮圧する、ができる
優れものです。

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このくらいの畝なら、5分程度で植わってしまいます。
柔らかく耕した畝だと、あまり上から鎮圧するのに気が引けるのですが
種と土を密着させた方が、播種後の土の乾燥に強くなるため
(畝の中の湿った土に、種が近くなる)播種後に上から踏んでいます。

隣の畝では、母ががんばってねぎを植え替えていますが、
ゴンベエのほうがずっと早いですね。

人参はまだ少ないので、これからもう少し増やしたいです。

大根と人参の収穫開始

空梅雨ですね。

あまりに雨が降らないので、水やりをしなければいけないのですが
水道やポンプの無い場所にある畑はホースを使って遠くから水を運んだり、
じょうろでやることになるので大変です。

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こちらの畑もそんな場所のひとつです。
植え付けをしてしばらくは、まったく雨が降らず、
その後も少し降ってはずっと晴れ、の繰り返しで
その間に何度か水やりをしていますが
心配しつつの観察をしていました。

そんな畑の大根と人参が、無事に収穫を迎えました。

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こちらは人参です。種が入っていた袋の写真には、
もっとずんぐりした人参が写っていましたが
スリムな出来です。
もみ殻堆肥だけで育ちました。

人参は植え付けてから発芽までの水管理が勝負です。
(発芽するまで乾燥させてはいけない)
この畑のようなゴロゴロの土は、あまり向いていないので
結構な数の人参が発芽しませんでしたが
それでも7割がた発芽してくれました。

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こちらは大根です。こちらももみ殻堆肥だけです。
発芽後、キスジミノハムシに葉に穴をたくさんあけられて
うちの母などはもうあきらめモードだったのですが
大きくなるかもしれないので様子を見ていました。
(ダメだった時のために、間にじゃがいもを植えてました)

太いところで直径8~9cmくらいでしょうか。
この時期の大根としては上出来かと思います。

草取りがんばってくれた、母とご近所さんのおかげです^^

いろいろ対策

ここしばらく、はぐれ猿による被害が続いてました。

大きいオス猿なのですが、家の勝手口にまでやってきて
置いておいたみかんを食べる、
畑の玉ねぎを抜いて食べる、等…

さすがにいつまでも手をこまねいてはいられないので
対策を講じました。

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ワイヤーメッシュで囲う前に、玉ねぎにトタンを被せてます。

畑に入りにくくなるのであまり囲いたくはないんですが
囲うと安心感ありますね。

このままでは普通にメッシュを乗り越えてくるので
この上に電柵か、網を張る予定です。

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こちらは人参です。草が生えていたのでヌキトールしました。

葉が大きくなってきたので、そろそろ不織布をはがしてもいいのですが
不織布をはがすと畑が穴だらけになるんですよね。

なぜ穴だらけに?モグラ?

うちの猫ちゃんが畑をトイレにしてしまうので…


ヌキトールの後、不織布はそっと元に戻しておきました。

人参の植え付け

冬の間はビニールハウスで育てていた人参ですが
春になったので今度は露地に植えます。

うちの人参は、今までそんなにたくさんは作っていなかったのですが
一昨年から本格的に量を植えるようになりました。
「とても甘くて、それでいて懐かしい香りがする」と好評いただきました。
今年も頑張って育てていきたいと思います。

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今回は、とりあえず3畝使います。
左の畝は、冬の間黒マルチを掛けていた畝、
真ん中と左は、透明マルチを掛けていて草がボーボーになってしまったので
春に耕しなおした畝です。
黒マルチを掛けていた畝は、なにやら乾きにくく、しっとりした感じ。
冬の間に微生物が働いていたのかも知れません。

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種の細かい野菜の植え付けには、種まき機ごんべえが役に立ちます。
このくらいの畝なら3つでも5分かかりません。

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人参は、芽出しまでが難しいと言われています。
種が細かく、乾燥に弱く、また光を必要とするので深植えもできません。

なるべく乾燥しないよう、種を植えた上から踏みます。
これは、土と種を密着させることで乾燥から守る方法です。
もちろん、水やりも大切なので最初にしっかり下の方まで染み込むくらい
かけます。

あ、芽が出たら踏まないでくださいね。

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さらに、乾燥を防ぐために不織布を掛けます。
春は結構乾燥する季節ですから、念には念を入れます。

こうして、芽が出るのを待つわけです。

ですが、これくらいしても2~3割くらいは芽が出ません。
種も生き物ですから、しょうがないですね。

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