有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

じゃがいも

秋じゃがの土寄せ

9月上旬に植えた秋じゃがですが、順調に育っています。

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昨年までは、デジマとニシユタカを植えていたのですが
今年はニシユタカのみにしました。
デジマよりも収量が見込め、春植えもできるのが決め手です。
ただ、保存性は他の有名品種に比べ少し劣るようです。

元肥として、油粕、草木灰、骨粉を入れています。

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今日は稲刈りの合間をぬって土寄せをしました。
種イモを買ったお店が違ったので、生育に差が出ています。
画面左の成長に比べ、真ん中と右は遅いです。

元肥の草木灰はまだ土に残っていると思いますが
今後、芋が成長するために追肥として
油粕と骨粉、魚粉で作ったボカシと草木灰を少量入れました。

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じゃがいもの生育適温は15~20℃、芋の形成には昼間20℃、
夜間14℃付近が適温だそうです。
どおりで春に植えるじゃがいもに比べ、秋に植えるじゃがいもは
大きなものが多いはずです。
北海道が終了の7割を超えるのもうなづけます。

じゃがいもの土寄せ2回目

今年は早めに梅雨入りしましたね。
梅雨に入ったばかりのころは、合羽を着て田植えをすることに
ならなければいいな、と思っていましたが
どうやら杞憂になりそうです。

田植えは雨の合間をぬって猛スピードで丁寧に進めています。
この頃は午前中に田植え、午後から野菜のスケジュールです。

今日は2回目のじゃがいもの土寄せをしました。

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何度か雨が降って土が少し締まっていたので
追肥のついでに管理機をかけました。

霜を避けるために少しだけ植えるのを遅くしたので
まだ小さ目ですが、ちらほらと花が咲き始めました。
じゃがいもの2回目の土寄せは花が咲いたタイミングでしています。

じゃがいもの元肥や追肥ですが、人によっていろいろですね。
うちは有機質肥料で育てていますが、
鶏糞だけで育てる人、牛糞だけで十分という人、
草木灰を使う人、
また肥料の入れ方も全層鋤き込みや、
じゃがいもとじゃがいもの間に鶏糞を移植ごてでひとすくい置いて
一緒に埋め戻す人(以前やってました)
それぞれやり方は違っても結果が出ているのは面白いなと感じます。

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長い畝の土寄せの場合、うちでは管理機の片方の爪を外して
もう片方を逆転に付け替え、管理機を逆転運転して土寄せをしています。
これだとすごく楽で早く終わるんですが、葉が埋まってしまうことも多く
やはり鍬での土寄せの方が丁寧な仕事ができるなぁと改めて感じます。



じゃがいもの土寄せ

5月に入り、地元でも田植えが始まりました。

うちも田植えと代掻きに追われています。
半日は田植え、半日は農作業の毎日です。

今日は4月に植えたじゃがいもの土寄せです。

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今年のじゃがいもは40メートルほどの畝2列です。
ここは元田んぼで水はけが悪いので、マルチ栽培にすると
じゃがいもが蒸れてしまいます。
なので土寄せする従来通りの栽培方法にしています。

作っておいた燻炭ボカシをぱらぱらっと撒いてから土寄せしていきます。

ぱらぱらっととはどのくらいなのか、人によりますが
ご飯にゴマ塩をふりかけるくらいという人もいます。

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堆肥やボカシを長く使って、微生物群が豊富になっている土の場合は
使用するボカシの量も少なくて済むようです。
堆肥を使っていなかったり、化学肥料中心の野菜作りをしている畑で土がやせている場合は
ボカシを初めは多めに撒いた方がいいように感じます。

ちなみにうちはボカシの種菌にコーランネオを使っています。




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種菌に納豆や畑の土を使ったり、ボカシを種菌にして
新たにボカシを作る方もいるので
お財布と相談して選ぶといいと思います。


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畝が長いと一気にできていいですね。

あともう一度土寄せする予定です。

1回目のじゃがいもの土寄せ

35℃に近い気温の日が続いています。

毎日の水やりは欠かしませんが、それでも日差しの強さや
乾燥で、野菜も人もしんどそうです。

今までに何度か熱中症気味になったことが影響しているのか
気温が高い日にのぼせやすくなった自覚があります。
休憩している途中に頭がフワフワしてくると
やはり怖いですね。

適度な休憩と水分補給、首の後ろの日差しを抑える対策をして
これからの季節に備えたいと思います。

じゃがいもの茎が成長してきたので
1回目の土寄せをしました。

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草も伸びてきています。
でも、この時期は毎年、雨が少ないので
植え付け前に耕すと、草もなかなか生えてこない特徴があります。
梅雨に入ると一気に生えますけどね。

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備中鍬、という、刃先が3本に分かれている鍬で
寄せていきます。
やわらかい土なら普通の鍬でも構いません。

じゃがいもの土寄せは、基本2回土寄せをするものと
いわれ、その際に追肥も同時に済ませます。

ただ、肥料が多いと葉ばかり茂ってイモが小さかったり、
できたイモが腐りやすくなったり
味が落ちたりということもあります。

特に、いつまでも効いているようなタイプの肥料は
あまり向かないようです。
今年は植え付けの前に魚粉を使いました。
効きが早く、いつまでも残らない肥料です。

土寄せの際に、あまり肥切れはしていないように見えたので
追肥はせず、そのまま土寄せをしました。
前作の残肥もありますしね。

様子を見つつ、肥切れには注意していこうと思います。

大雨のあとの天気とじゃがいもの収穫

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先日の大雨のあと、暑い日が続いています。


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今回は、うちの畑や田んぼについては川が氾濫することもなく
水による直接の被害はありませんでした。

ですが、あれだけの大雨だったため、
特に田んぼから転換した畑では水はけの悪さもあり
土に含まれる水分が限界を超えて、水たまりのようになっていました。

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こちらは家の近くのじゃがいもの畑です。
マルチはかけず、土寄せをして育てる今まで通りのやり方です。
(見えているマルチは冬に雪対策のために畝にかけておいたものです)

ここは元々から畑なので、水はけも良く
大雨の影響はありませんでした。

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大き目のじゃがいもができています。

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こちらは田んぼから転作した畑で、今年から借りている場所です。

写真は撮りませんでしたが、湿気のせいか腐っているイモが多く
また収穫後にも腐るものがあります。

ブログを見に来てくれる方、それと自分自身の備忘録として
残しておきます。

・田んぼを畑にする際の注意点
 土が水を含みやすく、また乾くと固くなりやすいこと
 マルチは草対策になるが、湿気が逃げにくくなるため
 大雨のあとには蒸れたようになること
 
 じゃがいもを作る際には、マルチを使わない栽培方法をとるか
 マルチをする場合でも畝を極力高くして、湿気の影響を減らす
 または、大雨のあとにマルチをはがし、湿気を逃がす

 根が深くまで張る緑肥を利用するか、明渠暗渠で
 水はけの改善を図る

田んぼは、里芋などの水分を多く必要とする野菜や、
粘土質のほうが良く育つ根菜などにはいい場所です。

性質を理解したうえで、上手に利用したいと思います。
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