春の味覚といえば、菜の花、ふきのとう、そして、つくしですね(断言)

あまり知られていない、というか、有名ではない話ですが
つくしは花粉症対策に良いと言われていたりいなかったり。

つくしはもともと、ビタミンC、βカロテン、マグネシウム、カリウム、カルシウム、
葉酸などの栄養が豊富に含まれており、
漢方薬として使われています。

また、利尿作用、むくみとり、糖尿病予防、血圧を下げる、骨を丈夫にする、
心臓や血管を丈夫にする、咳止め、胃を丈夫にするともいわれます。

花粉症に良いというのは、抗アレルギー物質である「コハク酸」が
含まれているから、との研究結果もあるようです。

今から数年前にその話を聞いて、毎年ではないですが
春になるとつくしのきんぴらを食べていました。
そのせいか、子どもの頃からの花粉症がここ数年はかなり楽です。
完治ではありませんが、薬を飲まなくてもほとんど症状が出ないのは
うれしいですね。

今年は、帰省していた姪っ子甥っ子がつくしを収穫しておいてくれたので
きんぴらを作りました。

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材料は、
つくし(袴を取ったもの)中くらいのボウル1杯
醬油 大さじ1
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1

塩 少々
ゴマ油 少々
ごま 少々
唐辛子 お好みで

まず、水洗いし袴を取ったつくしを
フライパンで炒めます。
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少ししんなりしてきたら、あらかじめ混ぜておいた醤油、酒、砂糖、みりんを加えて
水分がなくなる直前まで炒めます。

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塩で味を調えたら、香りづけにごま油を加え、仕上げにゴマをふったら

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完成です(これはボウル半分の量です)
以前は、まだ短めの若いつくしで作っていたので
独特の風味がありましたが、今回は成長した長めのつくしで作ったためか
癖もなく、とてもおいしくできました。

もし近くにつくしが生えていたら、一度お試しください~。