有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

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トマトと龍神雲?

先日、梅雨の晴れ間を使って畑仕事をしていた時、
あまりに天気が良いのでなにげなく空を見上げると


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龍神雲というんでしょうか、飛行機雲とは違う雲がありました。

気付いたときには他の雲に隠れそうだったので
急いでスマホを取りに行き一枚だけ撮ることができました。

トマトの収穫が始まっています。


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日差しが強く、気温が高い日が続いていて尻腐れ果も
ちらほら出ていたため
少し潅水量を多めにしたので大き目のトマトが多いです。


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よく「甘さの証明」ともいわれるスターマークが出てます。
大きめのトマトは水分たっぷりなのでさっぱり味です。
甘さと酸味のバランスはとれているので美味しいトマトですね。


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こちらは尻腐れのトマトです。
ここまではっきり白いところが出ていないものは「シミ」といわれます。
あるトマト農家さんは、高糖度トマトを作るために潅水量を減らすため
このように尻腐れの状態になったトマトを「闇落ちトマト」と名付けて
売り出したところ大人気になったそうです。

実はこの尻腐れのトマト、とても甘いんです。
きれいなトマトと比べても味も濃い。
トマト生産者さんだけが知っている秘密です。

電柵器はソーラー式がおすすめ

忘れた頃に、猿が来ますね。

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そして、こんな風にしていきます。

今まで、獣対策はいろいろとしてきましたが
やはり最終的には電気柵か、ネットとの組み合わせに落ち着くと思います。

この玉ねぎは家の近くの畑ですが
道を渡ったところにある玉ねぎも少し食べられてしまいました。

なので、他の仕事を後回しにして
こちらも囲んでしまいます。


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以前に紹介した、「おじろ用心棒」式です。
80センチの塩ビパイプにアルミテープを張り
電気柵の線を巻きつけています。
これにより、猿が棒を登るのを防ぎます。
(ちなみにですが、この写真のワイヤーメッシュは
家にあるものを転用したので目が粗いです。
猿や小動物対策には10センチのものがおすすめです)

そして、今回使用した電柵器はこちら


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末松電子製作所の「クイックソーラー3300」です。




電柵器には、電池式、バッテリー式、ソーラー式、家庭用電源式がありますが
家から離れた畑で使うには
断然「ソーラー式」がおすすめです。

ソーラー式は確かに高いのですが、その値段を考えても
お得感があります。

というのは、過去に使用した「電池式」は
電気ショックがあまり強くなく、また電池の減りが早いという
弱点があります。
獣に甘く、ランニングコストを考えるとお財布に厳しい。

また、獣は、電気柵の線に電気が通っていないことを確認すると
再度電気を通しても侵入しようとするという不思議な習性があるようで
出来れば一年中電気を通しておくか、
使用しないときは線ごと撤去する必要があるんですね。

その点、ソーラー式はいつでも強力な電気を通せますし
ランニングコストはゼロ、環境にも優しいといいことづくめです。

なにより、いちいち電池の残量を確認しなくてもいいのも
楽ですね。
とにかく、仕事は山ほどあるので、省力化できることはなるべく
省力化する方が精神的にも楽です。


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末永く、お世話になります。



もみ殻堆肥の切り返し(2回目)

前回の切り返しから、2~30日後に2回目の切り返しをします。


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2回目の切り返しの時は、こちらの「VSあかきん」を
混ぜて切り返していきます。

ちょっと気づいたことがありまして、お昼前に材料を運ぶだけ運んで
お昼ご飯後に戻ると
袋が一部破られて、中身が出ていました。
カラスの仕業だと思われますが
中身はバーミキュライトという石なので食べられなかったようです。

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かけておいたブルーシートを外すと、たくさん穴が開いていました。
おそらく、ネズミが巣をしていたんだと思います。
動物も生きるために考えますね。

これを、少しづつ崩していきながら、隣に作った枠に移します。

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移していくときには雪かき用のスコップがあると
一度にたくさん移せるので捗ります。
それから、VS34を混ぜるときはアメリカンレーキがあると
便利ですよ。

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移し終わりました。
天気のいい日だったので、軽く汗ばみました。
1回目の切り返しの時は、枠におさめるのが大変なくらいの
ボリュームでしたが
2回目の今回はかなりかさが減りました。

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ちなみにこちらが1回目の切り返しです。


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ブルーシートをかけて、寝かせます。
60日置けば一応使えますが、切り返しが多い方が
いい堆肥になります。

でも、3月に万願寺甘とうがらしの植え付けの前に使いたいので
60日で使います^^

もみ殻堆肥切り返し

VS34を使ったもみ殻堆肥の仕込みから20日経ちました。

今日は1回目の切り返しです。


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今、積んである堆肥の隣に、コンパネで新しく囲いを作り
堆肥を移していきます。

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積んである堆肥を崩してみると、まだ温かい部分から湯気が上がります。
冷えている部分は色が変わり、仕込んだ際の水分が消費されて
乾いています。
乾いているもみ殻には水をかけながら積んでいきます。

前回はもみ殻の重みで、囲いが外に倒れてきてしまったので
今回はしっかりと杭を打ち込みました。

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毎度のことですが、1回目の切り返しのあとは
もみ殻がこんな風に山盛りになります。
積むのに一苦労です。

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ビニールシートを被せたら、風で飛ばないように重りをつけて
1回目の切り返しは終了です。
ビニールシート、ボロボロですね。

次は2~30日後に切り返します。年末です。
雪が降らないといいなぁ。

ビニールハウスに遮光ネットの季節

梅雨明け以降、ほとんど雨が降らず、
毎日35℃を越える過酷な毎日が続いております。

特に昼から夕方にかけてはかなり気温が上がるため
あまり続けて仕事ができない状況です。
(大汗かいて、熱中症気味になってしまう)

夏野菜の追肥や収穫と、冬野菜の準備が重なり
仕事が溜まっててんてこまいです。

ひとつひとつ、片付けていくしかないんですけどね。

今日は、ビニールハウスの遮光ネットをかけました。

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昨年買った、クールホワイトという遮光ネットです。
長さは50メートルですが、ひとりでかけることのできる程度の重さです。

遮光率は、作物によって変える必要があります。
トマトの場合は40%程度の遮光率のものが良いようです。

過去に、もっと遮光率の高いものを使っていましたが
ネットをかけた途端に徒長したことがあったので
(特になすはものすごかったです)
購入される際は、育てる野菜がどの程度、光を必要とするかを
しっかり調べてから購入してください。

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かける前は暑いのもあり、億劫になるのですが
欠け始めると2時間もあれば作業は完了します。

お風呂に入る前はめんどくさくても、入れば気持ちいいみたいな
ものですね。

この遮光ネットで、ハウスの気温は5℃ほど下がります。
それでも暑いので、長時間の作業は難しいですが
あればずいぶん楽ですね。

かけている最中に気づいたのですが
こういったネットは大きすぎて水洗いできないため
なぜか昆布のようなにおいがしていました。


第2弾のトマトも植えたので、晩秋まで頑張ります。
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