大変、ご無沙汰しております。
ちゃんと生きております。

前回のブログで、もみ殻堆肥の最後の切り返しを
記事にしました。
今回は、もみ殻堆肥の使い方です。


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こちらは、冬の間にほうれん草や水菜を育てていたハウスです。
ほうれん草や水菜のあとに、万願寺甘とうやトマトを植える準備をします。

一度、耕運機を入れて草や残渣を鋤き込みます。


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鋤き込んだあとの畑に、もみ殻堆肥を筋になるように置いていきます。
置いたもみ殻堆肥の間を、管理機の逆転を利用して土を飛ばし
畝を立てます。
考え方としては、「溝施肥」(畝の真ん中に筋をつけるように土をどかし、
溝に肥料や堆肥を置いて埋め戻す)です。

堆肥自体には肥料成分はあまりありませんが、
休眠中の微生物や、堆肥そのものが繊維質の塊なので
土質の改善や、微生物の働きで病気を抑える効果があるようです。

この畑は、気温が高くなると病気が出るのですが
この方法だと病気が出にくくなります。

何年も繰り返すことで、より土の状態もよくなり、
病気も出にくくなると思いますので
もみ殻堆肥を作れる環境にある方はぜひお試しを。