今日から、近畿は梅雨入りです。
またジメジメの季節がやってきました。

梅雨といえば、日本の雨期ですが、5月に雨が少ない年は
空梅雨になる、と言われています。
今年は5月に雨がかなり少なかったので、今年の梅雨は少雨になるかも
しれませんね。
そうなると、夏の水不足がこわい。

3日に一回くらい、ザッと降ってくれてもいいですよ。
で、残りの2日はしっかり晴れてくれると助かります^^

今日は、万願寺甘とうがらしの初出荷のための収穫です。

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今年はマルチをしなかったためか実の成長が遅く、出荷が少し遅れましたが
まずまずの実がついています。

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万願寺は、3本ないし4本立てにします。
3本立てだと、ナスやピーマンと同じですね。
どんどん伸びてくる枝をしっかり誘引しないと、
実の重さで枝が下がって、最悪折れてしまうので、
収穫しつつ、誘引していきます。

まだ小さい幹なので、収穫量はお察しですが、
10月までどんどん収穫していきます。


ところで、今年の冬、ビニールハウスの中にあったキャベツの苗を
ヌートリアが全部食べてしまったのですが、
葉をほとんど食べられて、これはもうだめだ、とビニールハウスの際に投げ捨てたキャベツが
気付けばこんなになっていました。

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葉はびっくりするほど大きくなり、もう少しで収穫できるくらい固くなっています。
正直な話、畑に植え付けたキャベツよりも出来がいいです。

このビニールハウスでは、稲の苗を育てているので水は十分にかかっています。
温度も高く、日差しも十分です。
肥料はやっていませんが、ビニールハウスを建ててから
耕せなかった部分なので、土が締まっておらず、根が伸ばしやすかった分
成長に問題ない環境が整っていたのかもしれません。

あるトマト農家の方が、余った苗をビニールハウスの淵にダメ元で植え付けたところ
とても丈夫に育ち、美味しいトマトが取れたことから
ビニールハウス内を耕すのをやめた、という話もあります。

不耕起栽培には賛否両論ありますが、可能性を感じる出来事でした。