4月に入り、ご近所でもじゃがいもを植える家が増えてきました。

毎年のことなのですが、春になっても急な寒波の訪れや
放射冷却などで、遅霜の降ることがよくあります。

霜が降ると、野菜の葉や新芽が凍り、
凍った部分が枯れてしまうので
じゃがいもの植え時はいつも迷うのです。

ですが、あまり慎重過ぎても植え遅れになるため
「ええい!ままよ!」と植えています。

ちなみに写真に写っているのはうちの「ママ」です。

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今回の畑は、冬の間はキャベツが植わっていた畑です。
品種はこの頃人気の「キタアカリ」と、おなじみの「男爵」です。

「キタアカリ」って、うちの地元ではここ数年で急に人気の出てきた
じゃがいもなので
新しい品種かと思っていたら、もう30年ほど前にはあった品種なんですね。

中が黄色く、甘いので栗じゃがいもなんて呼ばれたりもしています。
粉質のじゃがいもなので、煮崩れやすく、おでんや肉じゃがにする際には
長時間煮込まないようにします。

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炭を撒いた上に種イモを置き、間に肥料(鶏糞)を置いています。
昨年までは黒マルチを掛けて育てていたのですが
じゃがいもは地温が23℃以上になると生育が悪くなるとのことで
今年は通常の育て方の「土寄せ」する方法と、
地温上昇を防ぐ「白マルチ」を掛ける方法で実験です。

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種イモを置き終わったら、軽く土を掛けます。
この後、2回ほど土寄せをするので
一気にかけずに少しづつ。