昨年までは、手回し式の種まき機を使っていました。

祖父が購入した、もう何十年も前のものです。

さすがにいろんなところにサビやガタがきて、使いにくくなってきたので
新しい種まき機を購入しました!

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新しい!ハイテク!かっこいい!めっちゃ重いけど(笑)

新しい種まき機の使い方ですが
ベルトコンベアの上にある3つの口に
それぞれ、土、種籾、土の順番で入れて、
ベルトコンベアに空の苗箱を置いてスイッチを入れるだけで
土→水→種→土、の順番に重ねられていき
手前から完成品の苗箱が出てきます。

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ですが、うちでは軽量化のためにマット(育苗期間中に必要な
肥料をしみこませたスポンジのようなもの)を
使用しているので
苗箱の一番下に来る土は、使いません。

土の代わりに、苗箱にマットを入れていきます。

マットをセットした苗箱を

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このようにベルトコンベアの上に置くと

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種籾と土が順番に落ちて、完成品が出てきます。

以前の手回し式の種まき機では
苗箱をベルトコンベアに乗せる役、
種まき機のハンドルを回す役
出てきた苗箱を下す役、の
最低3人が必要だったのですが

この機械を導入したおかげで、2人いれば
作業ができるようになりました。

少ない人数でできるのは、とても魅力です。


その後、完成した苗箱を、ビニールハウスまで運びます。

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運んだ苗箱は、このようにビニールハウスの中に積み上げ、
ダンボールとビニールシートで包み
芽が出るまで保温。

1センチほどの芽が出たら、奥から順番に並べて、緑化します。

うちは、全部で1000箱以上の稲苗を使うので
田植えに使った苗箱に、また同じ作業を繰り返して
新しい稲苗を作ります。