有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

2020年04月

万願寺甘とうの植え付け

春は苗を育てる季節であり、植え付けの季節でもあります。

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セルトレイやポットに、苗がてんこ盛りです。
ビニールハウスの中の方が暖かく、虫の心配もないため
いつも苗でいっぱいになります。
あっちこっちに移動させながら、ビニールハウス内の植え付けの
場所を確保します。


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撒いたもみ殻堆肥が畝の真ん中に来るように
管理機で畝をたて、万願寺甘とうの苗を植え付けました。
今年の苗は、届いたときには花がついていたので
成長は早めです。
背丈は短かったので、植え付けしやすかったですね。

植え付けの際、あらかじめ水があふれるくらいに
苗に水をかけておくんですが
植え穴にも水を入れておきます。
今回は柄杓で2杯、750mlほど入れました。
そうすると、畝にしみこんだ水を求めて
根が下へ下へ伸びていきます。

初めの水管理もしやすくなるのもいいですね。

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春はまだ、朝晩に冷え込みがあります。
時には霜が降ることも。
寒さに弱い苗を守るために、不織布を掛けて
対策をします。

このあと、苗が伸びて倒れないように支えをしますが
今年の苗の長さだとしばらく必要なさそうです。

もみ殻堆肥の使い方

大変、ご無沙汰しております。
ちゃんと生きております。

前回のブログで、もみ殻堆肥の最後の切り返しを
記事にしました。
今回は、もみ殻堆肥の使い方です。


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こちらは、冬の間にほうれん草や水菜を育てていたハウスです。
ほうれん草や水菜のあとに、万願寺甘とうやトマトを植える準備をします。

一度、耕運機を入れて草や残渣を鋤き込みます。


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鋤き込んだあとの畑に、もみ殻堆肥を筋になるように置いていきます。
置いたもみ殻堆肥の間を、管理機の逆転を利用して土を飛ばし
畝を立てます。
考え方としては、「溝施肥」(畝の真ん中に筋をつけるように土をどかし、
溝に肥料や堆肥を置いて埋め戻す)です。

堆肥自体には肥料成分はあまりありませんが、
休眠中の微生物や、堆肥そのものが繊維質の塊なので
土質の改善や、微生物の働きで病気を抑える効果があるようです。

この畑は、気温が高くなると病気が出るのですが
この方法だと病気が出にくくなります。

何年も繰り返すことで、より土の状態もよくなり、
病気も出にくくなると思いますので
もみ殻堆肥を作れる環境にある方はぜひお試しを。
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