有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

2017年04月

さつまいもの床作りとプロレス

昨日は、「丹の国まつり」へ行ってきました。
丹の国まつりは綾部市中心部にいくつかの会場を設け、
それぞれに花壇展やパレード、自衛隊の車両展示、屋台などの
楽しい催しがあります。
今回、足を運んだ目的は「丹の国プロレス」、地元出身のプロレスラー、「嵐弾次郎」選手の
主催する自主興行です。

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開始時間の直前に急な雷雨になり、1時間遅れでスタート。
会場にはたくさんの人が詰めかけ、
開始直前には雨の前のような晴天になり、まぶしいくらいでした。

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プロレス初心者向けのコミックマッチや、
キャラクターの強いレスラー、地元企業とコラボ?したご当地マスクマン、
スタイルの違うレスラー同士のタッグマッチなどなど、
プロレスはネットの動画ではよく見るのですが
生で見るのは本当に久しぶりです。
身体がぶつかりあう音、リングやロープのきしむ音などは
生で見ないと感じられない迫力があります。

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中央のブルーのコスチュームの選手が「嵐弾次郎」選手です。
攻め込まれるシーンもありましたが、大逆転のフォール勝ち。
大会の最後には嵐選手のアメージング!の掛け声を
会場の全員で唱和しました。

プロレスは観客全員で盛り上げ楽しむもの、
とても楽しい4試合でした。

ここからは仕事のブログです。
そろそろ、さつまいもの苗を植える時期になりました。
さつまいもは同じ畑に植えると味が良くなる、という話もあり
うちでは今年も、昨年と同じところに植え付けます。

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先にトラクターで起こしておいた畑に
畝を作っていきます。
今回も管理機に取り付けた畝立て成型機をフル活用します。

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若干歪みましたが、合格、といったところでしょうか。
この奥にさつまいも、手前にサトイモ、半々にする予定です。

トマトの植え付け

昨日は今年初めて、一日中半袖で過ごせました。
朝晩に冷えることもありますが、日中はもう上着はいらないかもしれませんね。

注文していたトマトの苗が到着し、
お店まで取りに行きました。
今年の春の植え付けは280本です。

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まだ少し小さめです。
トマトは、花芽がついてからの植え付けがいいと言われています。

このポット入りの箱詰めの状態でしばらく置くと
真ん中の苗ほど徒長し、葉っぱ同士が絡まってしまうので
植え付けてしまいます。

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今日のビニールハウスの中の気温は
頭の辺りで37℃。
動くと汗が吹き出します。
立ったりしゃがんだりを繰り返しながら、植え付けました。

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朝8時30分くらいから作業を始めたんですが、
終わったころには夕方になっていました。
まだ夜は寒いので、万願寺と同じように不織布でトンネルします。

今年のトマトもおいしくできるか、楽しみです。

ちょっと早いですがじゃがいも植え

4月に入り、最低気温もずいぶん高くなりました。
桜も満開です。

冬に比べると比較にならないほど暖かいはずなんですが
日中の暖かい気温になれた分、さほど気温が低くないときにも
かなり寒く感じます。
きっと、こういうので体調崩すんですね。

遅霜が気になるところですが、じゃがいもを植えました。

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土がゴロゴロです。
ここは元が田んぼで水はけが悪く、また周りがコンクリートで
囲まれているため、溝を作っても逃がすところがありません。

対策として考えられるのは
「深めの明渠を掘って水位を下げる」
「高畝にして畝に水分が溜まるのを少しでも防ぐ」

野菜作りに水分は必要ですが、土の中が濡れるほどの水は
必要ありません。
(※農法や野菜の種類によります)
土の中にも空気は必要で、そのために中耕や土の団粒化、
わざと土をべちゃべちゃに濡らした後に耕すことでごろごろの土を作り、
通気性と通水性を確保する方もいます。

今回は少し高畝にしています。

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じゃがいもはこちらを使います。
今回の品種は男爵、メークイン、
昨年収穫したキタアカリ、赤い色のアンデスです。

大き目の種イモは小さくなりすぎない程度にカットし、
植えた後に腐らないよう
切り口がコルク化するまで乾かします。
小さ目の種イモはそのままで植え付けます。

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30センチ程度の株間で植えていきます。
今年はマルチをせずに植えるため、のちのち土寄せのため
畝は広めにしました。

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20メートルの畝に4列植えましたが
このあと右側の畝すべてに植え付けをしました。
(種イモがたくさんあったので、欲が出ました)

この日は暖かかったので、汗をかきながらの作業、
最近はよく汗をかきます。
冬の間は汗をかくことがあまりなかったので、気持ちいいですね。

春といえば、つくしのきんぴら

春の味覚といえば、菜の花、ふきのとう、そして、つくしですね(断言)

あまり知られていない、というか、有名ではない話ですが
つくしは花粉症対策に良いと言われていたりいなかったり。

つくしはもともと、ビタミンC、βカロテン、マグネシウム、カリウム、カルシウム、
葉酸などの栄養が豊富に含まれており、
漢方薬として使われています。

また、利尿作用、むくみとり、糖尿病予防、血圧を下げる、骨を丈夫にする、
心臓や血管を丈夫にする、咳止め、胃を丈夫にするともいわれます。

花粉症に良いというのは、抗アレルギー物質である「コハク酸」が
含まれているから、との研究結果もあるようです。

今から数年前にその話を聞いて、毎年ではないですが
春になるとつくしのきんぴらを食べていました。
そのせいか、子どもの頃からの花粉症がここ数年はかなり楽です。
完治ではありませんが、薬を飲まなくてもほとんど症状が出ないのは
うれしいですね。

今年は、帰省していた姪っ子甥っ子がつくしを収穫しておいてくれたので
きんぴらを作りました。

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材料は、
つくし(袴を取ったもの)中くらいのボウル1杯
醬油 大さじ1
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1

塩 少々
ゴマ油 少々
ごま 少々
唐辛子 お好みで

まず、水洗いし袴を取ったつくしを
フライパンで炒めます。
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少ししんなりしてきたら、あらかじめ混ぜておいた醤油、酒、砂糖、みりんを加えて
水分がなくなる直前まで炒めます。

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塩で味を調えたら、香りづけにごま油を加え、仕上げにゴマをふったら

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完成です(これはボウル半分の量です)
以前は、まだ短めの若いつくしで作っていたので
独特の風味がありましたが、今回は成長した長めのつくしで作ったためか
癖もなく、とてもおいしくできました。

もし近くにつくしが生えていたら、一度お試しください~。

万願寺甘とうがらしの植え付け

3月の末に、万願寺甘とうがらしの苗が到着しました。
今年は手元に置かず、すぐに植えますよ。

万願寺甘とうがらしと聞いてもピンとこない人もいると思うので
まずは紹介を。
万願寺甘とうがらしとはなんぞや・・・(以前の記事から)

万願寺甘とうは、京都府北部の舞鶴市万願寺地域が発祥の
京野菜です。

見た目は大型のとうがらしで、伏見とうがらしとカリフォルニアワンダーを
交配させて生まれたと言われています。

その大型の実は、「とうがらしの王様」とも呼ばれ、苦味が少なく甘みがあり、
肉厚で食べ応えがあります。

もともとの万願寺甘とうはとうがらしの性質を色濃く残していて、
激辛、と言えるほどの個体もありましたが、
品種改良により、辛みの少ない(またはまったくない)ものになりました。

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特に品質や収量が優れている京野菜に対し、京都府が認証する「ブランド京野菜」に指定されており
「万願寺甘とう」の登録商標で出荷されています。

ここ数年で、万願寺甘とうに似た見た目や名前の野菜が多く出てきましたが
万願寺甘とうと認められるものは、
京都府北部の舞鶴市、福知山市、綾部市で栽培されたもののみです。

お店では、万願寺甘とう、JA京都にのくに、を目印に探してみてくださいね。

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まだまだ寒いので、布団をかぶっておやすみなさい。
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