有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

2017年03月

晴れ間が続いている間に

梅も見頃になり、ふきのとうのつぼみも膨らみ、冬野菜にもトウが立ち始めました。
すっかり春です。

最近は雨の日が少なく、降っても空気の乾燥のため
土もすぐ乾くので、
今のうちに畑を一度耕してしまいます。

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昨年の秋に、緑肥を鋤き込んだ畑です。
こちらにもみ殻ボカシを鋤き込んでいきます。

堆肥も肥料もですが、植え付けをする1~2週間程度前には
鋤き込んでなじませておくとよいです。
鋤き込むものにもよりますが、
土の中に入れてから熱やガスが出たり、
化成肥料の場合は、肥料が土の水分を吸収するため
近くに野菜の根があると、根から野菜の水分を吸ってしまい、
野菜がダメージを受けることもあります。
(肥料焼け、という状態です)

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冬の間、湿っていた土ですが、あまり細かくすると
団粒を壊してしまうため、荒く起こします。

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こちらはキャベツの畝です。
春になると、鳥が野菜を食害します。
うちの近所ではヒヨドリが小さな野菜の苗や、越冬した冬野菜を
かじることが多いです。

もうすでに少しかじられていたんですが、
今のうちに防虫ネットで囲ってしまいます。

もうだめな苗は植えなおします。

そういえば、冬の間にビニールハウスのキャベツは
ヌートリアに全滅させられました><

もみ殻ボカシ最後の切り返し&完成

暖かい日が増え、日によっては仕事中に汗ばむことも増えてきました。

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まだまだ雨の日も多いので、早くカラッと晴れて、
ジメッとしていない畑の土を触りたいです。

もみ殻ボカシ、最後の切り返しです。
ボカシの作り方も最後になりました。
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一度切り返しをしたボカシです。
触ってみましたが、表層は菌ががっちり手をつないで固めになっています。
形といい、白い菌といい、シュトーレンを彷彿とさせます。
(シュトーレンの白いのは菌じゃないですが)

ショベルの先がすんなり刺さらないくらいなので
(固さのせいではなく、菌が回っていて繊維のようになっているので
刺そうとしても跳ね返るため)
鍬を使って崩していきます。
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前回と違い、中の方まで灰色の菌が回っています。
全体を崩しつつ、玄米アミノ酸酵素液を10%加えた水20~40リットルを
じょうろでかけ、混ぜていきます。

DSCF1233

拡大すると、こんな感じです。
白いのが菌です。

DSCF1234

分厚くなっているところを崩したとき、中心にまだ赤茶色の層がありました。
この部分だけはかなり温度が高く、まだ分解中といったところです。
ここも崩して、混ぜていきます。

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崩し終わり、再度、積みなおしていきます。

翌日に触ってみましたが、水分を加えているので
再度、温度が上がっていました。
ここから温度が下がり始め、サラサラになったら完成です。

このボカシで、畑や野菜がどう変わるのか、今から楽しみです。
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