有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

2017年01月

ビニールハウスの雪対策

先週に続き、またも寒波襲来で大雪になっています。

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先週降った雪は融けて、ガチガチの氷になっていたんですが
その上からまた雪が積もりました。
今回は気温が低いこともあって軽いサラサラの雪なのですが
それでも積もると、やはり怖いです。

ビニールハウスに積もって、ふちに流れ落ちた雪も
融け切らないうちに新しい雪が降ったため
落ちる場所を失って重なっています。

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昨日、片方側の雪はかいたのですが、
怖いのは雪の重さでビニールハウスがつぶれることです。
先週の雪では、市内で57棟のビニールハウスが被害を受けたとの
記事があり、
うちも何かあってからでは遅いので
夜間にストーブを焚くことにしました。

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真ん中に立っているのはスノーポール、
雪の重みに耐えるためのつっかえ棒です。

うちにあるなかで一番暖かくなる石油ストーブは
石油満タンで、火力を中くらいにして約12時間持ちます。
これをビニールハウスの中に持ち込んで、夕方から焚きました。

朝になり、確認に行くと、夜中じゅう降り続いていたにも関わらず
ビニールハウスの上は前日の夕方と変わらない積雪でした。
積もった分は熱で徐々に溶けたり、ずり落ちたと思われます。

もしものために、もうひとつ買っておいてもよさそうです。

雪の中の白菜

先日の大雪で、露地の野菜は軒並み雪の中です。

収穫するには、畑の雪かきをして掘り出すしかありません。

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白菜の畑です。
白菜は雪や霜に弱く、それが触れたところは腐って溶けてしまいます。
春先に、畑に茶色いラグビーボールのようなものがあれば
それは白菜です。
外は茶色く変色していますが、外の葉を剥くと、
中から真っ白な白菜が出てきます。

白菜の先端部分は、中の葉が露出していることもあり
腐ると見た目にもきれいじゃありません。
そうならないために、白菜の大きな外の葉を起こし、
中のきれいな部分が露出しないように被せて、
紐で外の葉を縛る、という対策をします。

うちはトンネル支柱に防虫ネットを被せることで対策をしています。
紐で縛るのと同じような効果があるので、設置する際は楽ですが
もっとたくさん育てている農家さんは紐の方が楽でしょうね。

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大きさはバラつきがありますが、きれいな白菜ができました。
このうちのひとつは、今日の晩御飯の餃子になりました^^

寒中お見舞い申し上げます

本年もよろしくお願いいたします。

年が明けて、初めての記事を書かせていただくわけですが
もう1月も半分過ぎてしまいました。

今、僕の住んでいるあたりは大雪になっています。
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昨年はほとんど雪が積もらなかったので、
ほぼ1年ぶりの雪です。
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積もらなきゃ異常気象だと騒ぎ、積もれば雪かきや通勤が辛いと
ぼやき、ほんと、身勝手なものです。
ですが、これが正しい日本の(うちの地域の)冬の姿、
冬の寒さや雪の冷たさにあてられて、冬野菜はおいしくなります。

昨年大発生したべと病も、少し治まるといいですね。

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昨年は、畑にカメラをあまり持っていけなかったせいもあり
記事が少な目でした。
畑にスマホを持っていくのが嫌なため、
記事に載せる写真はデジカメに頼っているのですが
壊れた先代のデジカメのあとを継いだ二代目は少し大きく
なかなか畑に持っていく気になれず。

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ブログ用に小さ目のデジカメを購入しましょうかね。

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昨年のうちの農園は、対策に追われた年だったなと感じます。
初めのうちは調子が良くても、みるみる病気が発生し
対策を講じても収まらず、畑に行くのが辛い日も多かったです。

病気や虫の発生する畑は、病気や虫が発生する条件が揃っているわけで
発生する条件を少しづつ取り除いてやれば、問題は解決するわけですが
対策を講じても、条件が取り除けているのかがわからずに
ずいぶん悩みました。

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今年は、今まで知識としては入れていたものの
実際にやっていなかった方法も試してみたいと思います。

早く、長く続けていけるような野菜作りの方法を
見つけたいですね。
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