有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

2016年11月

最後のさつまいもとサトイモの収穫

最近は雨が多いですね。明け方の気温もぐっと下がって
先日は3℃。
風邪やインフルエンザも流行りだしてますし、皆さんご注意ください。

今年から借りた畑に植えていたさつまいもとサトイモの
収穫が終了しました。

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両親がさつまいもの収穫をしている間に
サトイモ収穫をします。
サトイモは親芋に子芋がたくさんくっついているのですが
一個一個外して収穫するのではなく
ショベルでサトイモの周りの土ごと掘り起こします。

ちなみにですが、ショベルとスコップの違いってわかりますか?
足を掛けるものをショベル、ないものをスコップと呼ぶのですが
これがなぜか関東では逆になっているそうで、
関東では足を掛けるものをスコップ、手持ちの小さなものをショベルと
呼びます。

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うちの地域では、さつまいもは5月中に植えます。
さつまいものツルはどんどん伸びて、そのツルを植え替えすると
またさつまいもがとれるのですが
この畑では、母が伸びたツルを6月に移植しました。
ちゃんとできているか気になっていたんですが
なかなか良いものがとれています。

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こちらはもぐらが食べたさつまいもです。
皮だけ残して、中身をきれいに食べています。
これだけきれいに食べていると感心しますね^^

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掘り起こしたサトイモをトップカーに積みました。
このサトイモはばらさずに、ビニールハウス内に埋めて
保存します。
昨年は春まで保存できたので、今年もうまくいくといいですね。

ビニールハウスの続きと玉ねぎ

ビニールハウスの植え付け準備ができたので、
早速植え付けしていきます。

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手前がヘアリーベッチ、その隣が緑肥用エンバクです。
豆科の緑肥は地中に窒素を固定し、土を肥やし
麦等の緑肥は大量の繊維質を補給したり、地中深く伸びた根が
土の中の硬い層を突き破り、水はけを改善します。

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まだ天気の良い日はビニールハウス内も乾燥しやすいので
水やりも気を付けて行います。

そして、毎年この時期、大量の玉ねぎの植え付けをしていますが
今年もぼちぼち終わりに近づきました。

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こちらは、今年借り受けたビニールハウスの跡地?です。
真ん中のマルチがぐいっと曲がってますが、気にしてはいけません。
だいたい、1列で1400本程度植わっています。
僕も900本ほど植えましたが、他は母が頑張って植えてくれました。

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そして、まだあちこちに余った玉ねぎを植えています。

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夏野菜の収穫が終わった畑に・・・

玉ねぎ苗、うまくできないかもしれないから!
と、予備でセルトレイに植えた玉ねぎ苗がまだ1200本ほどあるので
また畑作らなきゃ。

ビニールハウスの土の今後

6月に植えたトマトも片付けが終わり、ビニールハウス内もスッキリしました。

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今回、夏植えのトマトにオンシツコナジラミや灰色さび病が蔓延しました。
防除しても葉がやられ、葉がやられるのでトマトに甘みもなく
使いたくない薬も使いました。

ひとりで農業をしているのなら、作付けの予定は自分で決められますが
家族でやっているとわがままを通すわけにもいかず
ここ8,9年ほど、一年を通してビニールハウス内で野菜を作り
夏は過剰に乾燥するため団粒は崩れ、腐食は減り、
土も限界になっていたようです。

このままやっていても、病害虫に悩まされて
野菜を買ってくれるお客さんに満足な野菜を提供できない、
ということで、家族(母)を説得し
今年から露地は冬と夏の畑を分け、収穫後に緑肥を植えることにしました。
堆肥を大量に入れることで対策はできると思いますが
やはり緑肥植物の大量の繊維質は魅力です。

ビニールハウスも、全面というわけにはいきませんが
3分の2~半分は緑肥を挟むことにします。

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今回は、3分の2を緑肥栽培にする予定で
バーク堆肥と米ぬかボカシを散布、
3分の1にはほうれん草を植えるため
牛糞堆肥と米ぬかボカシを散布しました。

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緑肥は、緑肥用えん麦と、ヘアリーベッチを使う予定です。

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