前回の仕込みから1週間、毎朝毎朝かき混ぜ続け、
乾燥しすぎている感じがすればぬるま湯を補充し、
ようやく完成の日となりました。
撮影まで待ちきれずに使ってしまっていますが、
玄米アミノ酸ボカシ、完成です。
この段階になると、ビニールハウスに入ったとたんに
甘い香りがします。
ちなみに、ホームページでは甘酒のような香りと書かれていましたが
甘酒のような香りと、甘いお菓子のような香りが混ざったような香りです。
アップで見てみると
このようにあちらこちらに白い菌が繁殖しています。
ボカシの山は、表面はほんのり温かく、
中に手を入れると、まるでカイロのような温かさです。
さっそく、トマトの畝に混ぜ込みました。
追肥として使う場合、使用量の基準は1アール当たり10㎏です。
最近、つくづくトマトの難しさを感じています。
やり方は同じなのに甘かったり、酸っぱかったり、
ぐいぐい大きくなったり、ヒョロヒョロだったり・・・
特に成長の段階で、4段目、5段目に花がつく頃は、水分と栄養の要求が高いのですが
水分はどのくらいの量がいいのか、栄養はどのあたりに置くのがいいのか。
水分が多いとトマトの味が薄くなり、栄養が少ないと生り疲れを起こすので
今回は水分を与える回数を少し多めに、栄養は奇数段の花が咲いたときに
与えるようにしました。
その結果、4段目、5段目で実がつかずに落ちることの多かった花が
今回は着果しているものが多くなりました。
ですが、まだ着果せずに花落ちするものも多いですから
まだ水分や栄養が足りないかもしれません。
またはほかに理由が・・・?
実践あるのみです。
2016年08月
日中はうだるような暑さが続いていますが、
朝晩の気温が少しづつ下がり、また日も短くなってきました。
毎日、忙しく過ごしていますが、秋に近づきつつありますね。
今回は、玄米アミノ酸ボカシ、というものを作ってみました。
詳しくはこちらhttp://lmaibi.jp/indexbokasi.htmlに詳しいですが
米ぬかで微生物を増やし、まだボカシが温かいまま
(微生物が活発に動いている状態で)畑に投入することで
土壌を改良し、作物を健康に育てるという考え方の元、
考案されたものです。
うちでは今でも米ぬかのボカシは使っていますが
どちらかというと追肥の意味合いが強いので
土壌改良にもみ殻堆肥を使うのと同じようにも使えるボカシを
今回は作ってみた、というところです。
HPでは、一度に大量に作ることを薦めているので
今回は100キロの米ぬかを使います。
(15キロづつ作る作り方も公開されています)
米ぬかに玄米アミノ酸酵素粒体を3キロを混ぜ
玄米アミノ酸酵素液100希釈(50℃程度のぬるま湯で20リットル)を
じょうろで何度かに分けて掛けながら、手で混ぜていきます。
うどんを打つときに、少しづつ水を加え、
そぼろ状にしていくイメージがわかりやすいですかね。
ビニールハウスに持ってきました。
ここで醗酵させていきます。
上から新聞紙等を被せ、水分の蒸発を防ぎます。
この状態で1週間、毎日切り返しをしながら、水分の調節をし
完成を待ちます。
表面が白い菌で覆われ、甘酒のようなにおいがして来たら完成だそうです。
さて、どうなりますか…
数年前から使っている遮光ネット、
色はシルバーで、遮光率はわかりませんが
軽くてお気に入りです。
もう一枚、同じくシルバーの遮光ネットがあるのですが
この両方ともが、張ったとたんにトマトやナスが徒長します。
どの野菜に使うのかを考えずに、
とにかくビニールハウス内の気温を下げるために、と
使っていたのですが
どうやら遮光率が高いようです。
なので、今回、大枚を叩き><
新しい遮光ネットを購入しました。
今回の遮光ネットは白色です。
遮光率は40%、遮光ネット自体が熱を溜め込まないタイプです。
主に、トマトに使用するために遮光ネットを選んだのですが
トマトはビニールハウス内でも、日光を60%は必要とします。
ですので、遮光率は40%がぎりぎりなのです。
日光は必要でも、暑さは防がなければいけない…
しかし、できれば日中もビニールハウス内で作業したいから
遮光率の高いものを…
でもそれだと野菜にはよくない…
こういう場合、というか、農家として、人間<野菜、です。
実際、この遮光ネットでも、日中のビニールハウス内は
40℃近くまで上がります。
本当はもう少し下げたいところなのですが
これ以上は遮光ネット以外の手段が必要ですね。
※使用し始めてから1週間程度経過しましたが
今のところ、トマトに徒長は見られません。
葉に日焼けも見られないので、今後は実に日焼けがないか
見ていこうと思います。
ありがとうございます。
自分でも、今回のトマトは今までの中でかなり良い出来になったと
思います。
味はとても良かったのですが、管理についてまだまだ課題があります。
次に育てるトマトは、その反省を生かして
もっともっと良いものを作っていこうと思います。
そして…
さっそく第二弾です^^
苗が活着するまでは、手潅水で頑張ります。
その後、地温の上昇防止と、マルチの反射による光合成の促進のため
白黒マルチを張っていきます。
少し苗も成長していますが、
これくらい成長すると苗が重みで倒れだすので
誘引紐を張って、上に誘引します。
しかし!遮光ネットを張っていないと暑い!
速乾Tシャツも意味がないくらいに汗をかいてます。
次回は、新しい遮光ネットの記事など…