有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

2016年05月

初出荷

春に植えた野菜もだんだんと大きくなり、
やっと出荷の日を迎えました。
小さな苗の弱弱しい姿から、ひとまず大丈夫、という姿になった時や
順調に大きくなり、収穫できるサイズになった時が
やはり一番うれしいですね(一番と言いつつ2つですが)。

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キャベツです。
冬の間に透明マルチを被せていて、
春に草で大変なことになった畝を
なんとかきれいにして植えました。

追肥もなく、元肥だけで大きくなったのですが
虫食いや成長のばらつきがありました。
今や畑は青虫から成長したモンシロチョウでいっぱいです。
わーキレーイ、などと言ってられない状況です><

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ネギと大根です。
この大根は、冬の間に黒マルチを被せていた畑に
植えたものです。
順調に育っていたのですが、急にトウが立ち始めたため
急いで収穫です。

気温の寒暖差の大きい時期なので
トウ立ちさせずにもたせるのはなかなか難しいですね。

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そら豆です。
昨年は追肥が多かったのか、アブラムシが大量について
難儀したのですが
今年はほとんどつかず、きれいに成長してくれました。

あとは猿対策をきちんとして、獣害を少なくしたいです。

遮光ネットと5月の紫外線

毎年のことですが、5月の日差しの暑さといったら
もう真夏と同じと言ってもいいかもしれません。

気温は夏に比べると低いですし、少し陰ると急に涼しく感じたり
風はまだ冷たかったりしますが
こと日差しだけに限ると、肌のジリジリする感じや
日焼けの速さはもう夏ですね。

よく、5月は1年のうちで一番紫外線が強い、と言われます。
僕も経験からそんな気がしていたのですが
それは半分正解、といったところのようです。

実は、紫外線には波長によっていくつか種類があり
5月に多いのはUVA(A波)です。
夏に多いのはUVB(B波)。

どう違うのかというと、
UVAは黒くなる日焼け、肌の真皮にまで到達し、
肌のハリ、弾力に大切なコラーゲン線維・エラスチン線維を切断させ、
シワやたるみ(光老化)の原因になる。また皮膚の細胞を遺伝子レベルで傷つけるほか、
皮膚の免疫力も低下させます。

UVBは赤くなる日焼け(炎症)を起こし、大量に浴びると免疫力の低下や、
皮膚ガンや白内障を引き起こす恐れがあり、7、8月に多いです。

どおりで、5月の田植え中によく日焼けするはずです。
紫外線の種類によるものだったんですね。

どちらが、というより、どちらも危険。
日焼け対策は必須のようです。


話は変わって、日差しが強いと一気に気温が上がるのが
ビニールハウスです。

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もう見るからに暑そうな写真ですが、
あちこち全開にしても、風がない日は40℃近くまで上がります。
(そんな日には扇風機をまわします)

トマトの花粉は、気温35℃で死ぬといわれます。
また、高温や乾燥、日照不足で落花を起こします。

日光大好きなトマトですから、遮光ネットによる徒長や光合成不足も
気になりますが
とにかく気温が高すぎるのは良くないので
少し早いですが遮光ネットを掛けることにしました。

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サンサンネット ワイドスクリーンです。

軽くてひとりでも簡単に掛けられて、強い風にも強い(ふわふわなびくだけで
引っ張られない)のでお気に入りです。

これでトマトも万願寺も、とりあえず安心、です。

いろいろ対策

ここしばらく、はぐれ猿による被害が続いてました。

大きいオス猿なのですが、家の勝手口にまでやってきて
置いておいたみかんを食べる、
畑の玉ねぎを抜いて食べる、等…

さすがにいつまでも手をこまねいてはいられないので
対策を講じました。

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ワイヤーメッシュで囲う前に、玉ねぎにトタンを被せてます。

畑に入りにくくなるのであまり囲いたくはないんですが
囲うと安心感ありますね。

このままでは普通にメッシュを乗り越えてくるので
この上に電柵か、網を張る予定です。

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こちらは人参です。草が生えていたのでヌキトールしました。

葉が大きくなってきたので、そろそろ不織布をはがしてもいいのですが
不織布をはがすと畑が穴だらけになるんですよね。

なぜ穴だらけに?モグラ?

うちの猫ちゃんが畑をトイレにしてしまうので…


ヌキトールの後、不織布はそっと元に戻しておきました。

今年も田植えが始まりました

5月の連休は終わってしまいましたが、うちでも田植えが始まりました。

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毎年のことですが、天候の影響で
稲苗の生育にばらつきが出ます。
今年の苗は伸びるのが遅く、まだ短いのですが
数百枚に及ぶ稲苗があとに控えているので
植えていきます。

といっても、植えた後に苗が水に沈んでも
枯れずに元気に伸びてくるので
根がしっかりしていれば大丈夫だと思っています。

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今年はどれだけまっすぐ植えられるだろう…

えっ?こんな時期に玉ねぎを?

できらぁ!

こんな時期ですが、玉ねぎの苗を植えました。

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普段の玉ねぎは、10月に植えて翌年の5月、6月に収穫するんですが
今回はちょっと違う種類に挑戦しました。

今頃の時期に植えて、3cm程度の大きさになったらいったん収穫し、
乾燥させて保管、
8月、9月頃にその小玉の玉ねぎを再度植え付けし、
12月頃に収穫します。

初めての春植え玉ねぎなので、うちの気候に適しているかはまだ分かりません。
ですが、普段作っている玉ねぎは冬を迎えるころには芽を出して
売り物にならなくなってしまうので
今回の玉ねぎが成功したら、1年通して販売ができるかな?と
期待しています。

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非常に弱弱しい苗ですが、無事植え付け終了です。
暑さで消えてしまわないか、観察を続けます。
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