有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

2016年04月

トマトと万願寺の進捗

風邪をひいてしまいました。

忙しいのに、風邪なんてひいてる場合じゃねぇ!
仕事してたら治る!…と症状が出だした日に普通に仕事したら
翌日にひどくなってしまい、今日は一日安静にしていました。

インフルエンザにかかる人もまだまだいるようですし、
人の集まるところに行くときは気をつけてくださいね。

植えたトマトと万願寺甘とうがらしの進捗状況です。

DSCF0788

トマトは順調に背が伸びて、そろそろトンネルから飛び出そうです。

5月になったら遅霜も終わるといいですね。

DSCF0791

実も大きくなってきました。

DSCF0789

今年はちょっと、最初の水やりを控えめにしています。
今までは、最初にたっぷり水をやり、その後は控えめにしていたのですが
それだと一段目の実が大きくなるのですが
そうすると五段目辺りから樹勢が落ちてしまう、ということなので
様子を見つつ、水やり中です。

DSCF0792

こちらは万願寺甘とうがらしです。

今年はアブラムシもほとんどつかず、順調に育っています。
この写真のもので7~8センチ程度です。

トマトと万願寺、どっちの収穫が早いか勝負ですねー。

おそらく万願寺です^^

新たな畑

農村では、全国的に過疎が問題になっていますが
僕の住んでいる地域も移住が増えてきたとはいえ、例外ではありません。

過疎で問題になるのは、人口の減少で地域活動ができなくなる
(できるにはできるが、動ける人が限られるため負担が集中する)
ことですが、
農業については、耕作放棄地が増えることが一番だと思います。

同じく、耕作放棄地が増える理由として
農業従事者の高齢化もあげられます。

今年、ひざや腰の痛みで農作業が難しくなった方から
畑を任されることになりました。

DSCF0782

そんなに広くはないのですが、資材の持ち込みや水やりが
少ししにくい畑なので、
あまり水を必要としない作物(芋類、かぼちゃ等)を
作ることにしました。

少し腐食が少な目の土なので、もみ殻やゼオライト等で
土壌の改善を行っています。

DSCF0786

奥の銀色のマルチは、熱の過剰な上昇を防ぐとともに、
銀色の反射で虫を防ぐ効果があるそうです。

手前にはさつまいも、奥にはじゃがいもを植える予定です。

トマトの防寒

ビニールハウスに行く時は上着を着て、
ビニールハウスに入るとTシャツになり、
家に戻るときはまた上着を着るのですが
かいた汗が途中で冷えて、ガタガタです。

暖かい、というか暑いビニールハウスの中は、
外に比べて季節が少し先を行っていますが
そのせいか、こんな光景が見られます。

DSCF0778

これはテントウムシの蛹です。

ビニールハウスの外に生えていたマメ科の植物についたアブラムシを食べていた
テントウムシの幼虫が
ビニールハウス内で蛹になり、成虫になったようです。

DSCF0777

上の写真では、蛹は4つですが

DSCF0781

成虫は10匹以上いました。
テントウムシ好きなので、たくさんいるのはうれしいですね。


さきほど、暑いという話をしたところですが、
春は遅霜や急な寒波のある季節です。
数年前には、ビニールハウスの中で段ボールに入れていたトマトの苗を
遅霜で枯らしてしまったこともありました。

今日の深夜から明け方にかけて、気温が下がる予報が出ていたので

DSCF0776

不織布でトンネルをし、家にあった石油ストーブを運んで
夜間の保温をします。
こんなに薄い布なのに、ちゃんと保温性があるのは不思議ですね。

今のところ、この対策で失敗をしたことはないので大丈夫でしょう!

じゃがいも植え

4月に入り、ご近所でもじゃがいもを植える家が増えてきました。

毎年のことなのですが、春になっても急な寒波の訪れや
放射冷却などで、遅霜の降ることがよくあります。

霜が降ると、野菜の葉や新芽が凍り、
凍った部分が枯れてしまうので
じゃがいもの植え時はいつも迷うのです。

ですが、あまり慎重過ぎても植え遅れになるため
「ええい!ままよ!」と植えています。

ちなみに写真に写っているのはうちの「ママ」です。

DSCF0737

今回の畑は、冬の間はキャベツが植わっていた畑です。
品種はこの頃人気の「キタアカリ」と、おなじみの「男爵」です。

「キタアカリ」って、うちの地元ではここ数年で急に人気の出てきた
じゃがいもなので
新しい品種かと思っていたら、もう30年ほど前にはあった品種なんですね。

中が黄色く、甘いので栗じゃがいもなんて呼ばれたりもしています。
粉質のじゃがいもなので、煮崩れやすく、おでんや肉じゃがにする際には
長時間煮込まないようにします。

DSCF0738

炭を撒いた上に種イモを置き、間に肥料(鶏糞)を置いています。
昨年までは黒マルチを掛けて育てていたのですが
じゃがいもは地温が23℃以上になると生育が悪くなるとのことで
今年は通常の育て方の「土寄せ」する方法と、
地温上昇を防ぐ「白マルチ」を掛ける方法で実験です。

DSCF0740

種イモを置き終わったら、軽く土を掛けます。
この後、2回ほど土寄せをするので
一気にかけずに少しづつ。

種籾の播種

今年もいよいよ、田植えの準備の準備、
種籾の播種の季節になりました。

数日間、水につけて発芽させた種籾を、
苗箱に撒いていきます。

DSCF0734

父、母、自分の三人で仕事を分担して作業。
家の倉庫の修理を隣で工務店さんがしているので
非常に騒がしい中を作業しています。

土、水、種籾、土、とサンドイッチしていきます。
終わったら、

DSCF0735

トップカーに積み込み、ビニールハウスで芽出しをします。

昨年は、コシヒカリと、京の輝きという酒米を作ったのですが
この京の輝きが、食味がモチモチしていて食用米としても美味しく
直売所でもよく売れてます。

今年も同じく、コシヒカリと京の輝きを作るので
食用米として販売してもいいかもしれませんね。

  • ライブドアブログ