有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

2015年12月

ハウスのねぎの様子

本日、今年最後の注文野菜の発送を行いました。
年末になり、野菜の値段も上がっています。
うちも、最後の頑張りです。

今回は、以前に書いていたビニールハウス内のねぎの植え付けの様子です。

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小松菜とほうれん草の収穫を終えた畝を使います。
前作の肥料がまだ残っていると思われるので
肥料は少な目にしています。
(過剰な肥料は、病気の原因になります)

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畝を崩さないよう、上面だけを管理機で耕し、
畝肩は崩さないようにします。

その後、ねぎを植え付ける溝を、三角ホーを使って掘ります。
三角ホーとは、先が三角の形になった鍬です。

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植え付けをして、1週間ほどたちました。
植え付け直後は萎れていたねぎも、だんだんと立ち上がり始めています。

春先に片付けるまでは、こちらのねぎを順番に出荷します。
ほとんどが九条ネギなので、あまり鍋には向きませんが
薬味にはぴったりです。

サトイモの冬支度

明日からしばらく雨が続くようです。その後、雪の予報が出ています。
もういつ雪になってもおかしくないので
油断はしないようにしています。

ここしばらく続く朝晩の冷え込みで、サトイモの葉が枯れたので
ビニールハウス内にサトイモを埋めることにしました。

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大き目の株はあらかた収穫してしまったので、
小ぶりなものが多いです。

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深さ30センチほどの穴を掘り、並べていきます。
掘ったサトイモは、埋める前に乾かさなくても大丈夫です。

昨年はこの方法で、春まで保存することができたので
今年も大丈夫だと思います。

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埋め戻して終了です。上からもみ殻をかけたほうが確実かもしれません。

大きな穴だったので少し余裕がありますが、
大きくなった大根も同じ方法で保存することが可能なので
隣に埋めてしまおうかな。

白菜を縛る

雪が降る降ると言いつつ、まだ降りません。
まだ霰止まりですね。
ですが、降ってからだと遅いので、冬支度は進めていきます。

白菜は冬野菜ですが、かといって凍るほどの低温には弱いです。
霜が降るような気温や、水たまりに氷の張るような気温では
白菜も凍ってしまい、溶けるとぐずぐずに腐ってしまいます。

雪に埋もれ、春までそのままのような雪国では
雪の中に置いておいても大丈夫なのでしょうが
(雪の中に置いておく方が逆に温度が一定で長持ちする)
うちのように雪が降ったり降らなかったりで、白菜が露出する地域では
凍結対策が必要になります。

一般的な方法が、これです。

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外の葉で白菜の中を包み、上を紐で縛ります。
布紐で縛るのをよく見るのですが、うちにはないので
なすびを吊っていたビニール紐を使いました。
中には、輪ゴムを使う人もいるようです。

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こうすることで、外の葉は凍って腐りますが
腐った葉がコーティングの役目を果たし、中の白菜本体を守ってくれます。
収穫する際は、腐った葉と一緒に外の葉を何枚か外し、
中を収穫します。

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白菜がたくさんあると、面倒くさいんですけどね。

ねぎに雪よけ

明日の夕方に、雪の予報が出ています。
この記事を書いている現在も、外はかなり冷え込んできました。
明日は日中から冷え込みがあると思います。

うちの地域は山間で、豪雪地域です。
といっても、北陸や東北、北海道に比べればたいしたことはないですが
60センチ程度の積雪はあります。

ですので、雪の重みで折れないよう、ねぎには雪よけの屋根をします。

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まず、杭を立てていき、そこにポールを縛り付けていきます。
このポールは、キュウリや豆を育てる際に使っていた「ゲート」です。

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これですね。このゲートは上の部分の真ん中がオスとメスになっていて、
組み合わせてゲートにするのですが
組み合わせずに杭の上に乗せて、落ちないよう縛り付けています。

畝の真ん中にある杭は、万が一、雪の重みでトタン屋根が落ちても、
下から支えてくれるよう、配置しています。

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先ほどのポールの上に、トタンを乗せて、こちらも縛り付けていきます。

この写真を見ながら思ったんですけど、一番手前のトタン、
もう一か所縛り付けたほうがいいですね。
これだと、雪は問題ないですが風で飛びそうです。
明日のうちに作業しておきます。

もう一か所、ねぎをたくさん植え付けた畑があるのですが
屋根をするのに時間がかかりそうだったので
全部抜いて、ビニールハウス内に植えることにしました。

この方が、きれいなネギができ、また屋根の必要もないので
一石二鳥です。

じゃがいも収穫終了


また雨が近づいているということで、
晴れが続いているうちにじゃがいもの収穫をしてしまいます。

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軽く霜が降る日が多くなり、じゃがいもの葉も
萎れ始めました。

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手ごろな大きさのじゃがいもが多いです。
握りこぶしより大きなじゃがいもを期待していたんですが
また来年ですね。

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ケースの半分ほど入れて、7ケース分の収穫ができました。
新しいじゃがいもは、カチカチでいいですねー。
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