有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

2015年11月

さつまいもを埋めてみる

急に寒くなりまして、うちのあたりは初霜が降りました。
野菜も、じゃがいもの葉や白菜の外葉が、少し凍って枯れました。

霜が降りるくらいの気温になると、気になるのがさつまいもとサトイモの保存です。

さつまいもやサトイモは、秋や初冬に収穫時期を迎えますが
そんな時期にとれるわりに寒さに弱く、
冬の間に0℃近くまで気温が下がると、さつまいもは黒い斑点ができ、食感もぼそぼそになり
美味しくなくなります。
サトイモは、煮てもガリガリした触感になり、中には腐るものも出てきます。

昨年は、サトイモをビニールハウスの土の中に埋めることで
春先まできれいなまま保存することができました。

なので、今年はさつまいもも、同じように保存してみることにしました。

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ビニールハウス内の、比較的乾いているあたりに
30センチほどの深さの穴を掘ります。

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今年収穫したさつまいもを、穴に入れます。

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さつまいもの上に土をかけ

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その上から保温のためにもみ殻をかけて、完成です。
サトイモも、同じ方法で保存します。

ちなみに、さつまいもを屋内保存する際、段ボールにもみ殻を入れて
その中にさつまいもを埋めてみたことがあるのですが
段ボールにふたをすると、中でさつまいもが蒸れて腐ります。

屋内で保存する際、保温も大切ですが蒸れないようにすることも大切です。

春を迎えた時のために

今週末にはかなり冷え込みそうです。
今までのように、暖かな日差しで土が乾くことも少なくなりそうです。

昨年まで、畑を休ませる意味で、収穫が終わった畑は一度耕した後
放っていたのですが、
今年は、春先にすぐ次作に取り掛かれるよう、準備をしておくことにしました。

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草を細かく刈り、管理機の刃にからまないようにしたあと
もみ殻、残渣、米ぬか、ココピート、微生物、油粕を入れ、
畝を立てた後、マルチを掛けます。

春先は雪や雨で土が湿り、日差しの弱さや気温の低さもあって
土がなかなか乾きません。
そこに管理機を掛けると土がこねられて、通気性の悪い状態になってしまうので
今のうちに雨避けと、土の中で微生物に活動をしておいてもらおう、というわけです。

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透明マルチと、黒マルチの両方がかかっているのは
それぞれどのような違いが出るかの確認です。

黒マルチの方が草は生えません。ですが地温は上がりません。
透明マルチは気温が低い時期には草が生えます。ですが地温は上がりやすいです。
さて、どうなるか…

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上の写真とこの写真の黒マルチの畝には
母が植え残った玉ねぎを植えました。

今年は玉ねぎの苗の出来が良く、一本も買わずに済みました。

ですが、ネキリムシが植えた玉ねぎの苗をどんどん切っています。

薬を使いたいところですが…今のところテデトールで何とかしています。

金時人参

正月用に、と思って植えた金時人参。

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なかなか、収穫時期を予想して植えるというのは
難しいですね。
金時人参は80日程度で収穫できる、とのことですが
成長に適した気温もありますし、気温が下がってからでは肥大に影響があります。

金時人参は7月に植えたんですが、少し早かったようです
来年は8月末でもいいかもしれないですね。

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こんなに大きくなってしまいました。
長さはいいのですが、太さが…

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持ってみるとこれくらい。
金時人参にもいろいろと種類がありますが、うちで植えた金時人参だと
少し太くしすぎました。

毎回、勉強です。

久しぶりの直売所

夏野菜が終わり、初夏に収穫した玉ねぎも芽が出始め、
直売所に並べる野菜が少なくなったため、しばらく直売所を閉めていたのですが
冬野菜が揃い始めたので久しぶりに開けました。

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小松菜は終わってしまったので、ほうれん草。
小松菜もまた植えます。

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ミニ白菜。大きくなっても2キロ程度のミニサイズです。
大きくなる品種も植えています。

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いい大根ができました。40センチオーバーです。

そして、実は夏終わりに植えた人参がえらいことに。
それはまた後日書きます。

ほうれん草(ちょっと実験)

10月初旬に植えたほうれん草を収穫中ですが、
次のほうれん草を植えました。

うちの農園は、葉物野菜は市場への出荷をしていないので
成長の早い小松菜やほうれん草でも、一気に収穫して、一気に出荷してという
栽培ができません。

個人宅への販売や、直売所への出荷、お店への卸が中心なので
なるべく収穫時期を長くして対応するのが理想です。

ほうれん草は、株間5センチ程度、条間10センチ程度で植えると
されているのですが
経験上、それだと成長が早く(というよりも、混みあってしまって徒長気味になる)
長い期間にわたっての収穫が難しくなります。

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なので、今回は、株間9センチ、条間13センチ程度の間隔をあけました。
株の日当たりと、通気性をよくして、徒長を防ぐ目的です。

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今回もごんべえが大活躍です。
このくらいの畝なら、10分程度で播種が終了します。
買ってよかった…

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水やりも重要で、あまりやりすぎると徒長の原因になります。
初めにたっぷり水やりをし、あとは成長を見つつ調整します。

隣のマルチをした畝には大根が植わる予定です。
冬の間から春先の収穫を予定しています。
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