有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

2015年10月

白菜の虫食いと大根


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ミニ白菜も、収穫できそうなくらい固くなってきました。
月1おまかせ発送で契約してくれている方には、
11月から白菜が入ります。

虫食いチェックのため、ほぼ毎日見て回っているのですが

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結構虫食いがありますね。
余りに虫食いのひどいものは売り物にならないので
うちで食べるか、ご近所さんにあげてます。

ですが、虫食いのひどいものの隣に、まったく虫食いのないものがあったり

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こちらは先ほどの白菜の隣に植わっている白菜ですが、
ほとんど虫がいません。

植える時期、マルチを掛けていた期間などで、なにか違いがあるのかも。

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こちらは、大根とかぶらの畝です。
葉も大きくなり、大根も太ってきました。

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といっても、直径は5センチほどですが。

まだまだこれからですね。


玉ねぎの植え付け開始

木枯らし一号が吹いたかと思えば、春一番を思わせるような
気温の高い日もあり。
ですが、もうそろそろ低い気温で落ち着いてきそうな、
と言っているとまた暖かい日があったりするんでしょうね。

玉ねぎの植え付けを始めました。

毎年、玉ねぎ苗は家で作るようにしているのですが、
今年はわりと出来が良いです。
赤玉ねぎの苗は、思ったほどの出来ではありませんでしたが。

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手前の畝がにんにく、隣から右手に向かって玉ねぎです。

今年は圃場を2か所に分けています。

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不揃いですが、にんにくもちゃんと発芽しました。
母が買ってきたホワイト6片という品種と、
今までうちで作っていた、品種の分からなくなっているにんにくです。

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玉ねぎの苗は、長さが20~25センチ、株元の太さが5ミリ程度がよいと
言われています。
今植え付けているのがちょうどいいくらいです。

今年は5000ほど植える予定です。
まだまだ苗も残っているので、先は長そうです。

微生物資材を土づくりに

昨日思ったこと。

目の前に欲しいものがあって、それが、置いてあるのか捨ててあるのかわからない場合、
とりあえず、近くの家に声をかけてみてください。
そうすれば、誰の持ち物か、それが置いてあるのか捨ててあるのかが
わかる場合もあります。

持ち主がわかったら、もらえるか聞いてみてください。
了解をもらったうえで、持って帰ってください。

たくさんあるから、というのは、勝手に持って行っていい理由にはなりませんから。

というわけで、冒頭から脱線しましたが
ビニールハウスのパサパサの土をなんとかしなければいけないので
今回は多少お金もかけて、土壌改良です。

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微生物資材の、カルス NC-Rを使います。
嫌気性微生物を中心とした微生物資材で、
生の資材も、土の中で醗酵、分解し、土壌改良します。

今回使ったのは、
ココピート(ココナッツの殻) 5袋(1袋200リットル)
生のもみ殻 80キロ
米ぬか 12キロ
カルス NC-R 3キロ
硫安 4キロ
すべて1aあたりです。

有機栽培の場合、化学肥料はご法度です。
特に有機JASの認定を受けていると、使用できません。

うちは認定は受けていませんが、有機質肥料で育てているので
硫安の使用は迷いました。

ですが、今回は
・もみ殻を使いたかったこと
・最初からアレンジするのではなく、最初は使用方法に沿った使い方をした方が
効果が高いと考えたこと
から、硫安を使用しました。

硫安は、チッソ資材です。
野菜に施用する場合、特に葉物野菜だと大きく元気に育ちます。

同時に、チッソは炭素率の高い資材を微生物が分解するための
餌にもなります。
今回は、野菜に効かせるためのチッソではなく、微生物の餌としてチッソを使用しました。


とはいっても、施用したことにかわりはないので、
今回、ビニールハウスで作る野菜は完全有機の圃場で作ったわけでは
なくなります。

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資材をすべて撒くと、こんな風になります。
前作の万願寺の残渣も、細かくして鋤き込みました。

今まで、もみ殻を入れるときはもっとジャンジャン入れていたので
この量で大丈夫?少なくない?と不安になりますが
これくらいでいいようです。

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トラクターで耕して、1週間~3週間置きます。
その間に、微生物が増殖し、土壌を改良していきます。
ちなみに、残渣の分解には1~2か月、もみ殻の分解には6~10か月かかるようです。

効果が出るのは、圃場の状態によるので、すぐにとはいかないようですが
病気に負けないおいしい野菜を作るために、微生物さんがんばって!

狭い条間の除草

除草剤を使わなくても、草が生えない畑にする方法は
いろいろとあるようなのですが、
うちの畑はバンバンに草が生えます。

うちではヌキトールのほかに、けずっ太郎という
除草専用の鍬?のような道具も使うのですが、
野菜の条間が狭い場合、鍬のような幅のあるものは
間に入らなかったりもします。

なので、この道具の出番です。

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ご近所さんにいただいたもので、名前はわかりません。
ちょっと拷問具のような見た目です。

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幅は10センチほどですね。
条間を走らせることで土を荒らし、草を抜きます。
きれいには抜けないのですが、何もしないよりは
ずいぶんマシです。

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道具を使う前の写真を撮り損ねてしまったので
比較はできませんが
このように、きれいになります。
除草しながら少しだけ土寄せもできるので、ちょっとお得です。

うちのみかん

今から5、6年前?に、うちに果樹ブームが来まして
あれこれと植えました。
栗、柿、みかん、リンゴ、ぶどう、キウイ、プルーン、びわ…

途中で枯れたもの、成長が早く、手入れが間に合わないため処分したもの、
いろいろとありますが

栗、柿、みかん、プルーン、びわの木は、どんどん成長しています。
プルーンとびわは、1度も収穫できていませんが。

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今年はみかんがたくさんなりました。

一昨年はほとんどできず、昨年は水っぽいものができて、
今年はどうでしょうか。

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カラス等の鳥対策のため、網をかけておくつもりでしたが
猿がいくつか食べてしまったので
急いで収穫です。

今年は、みかん箱くらいの段ボールいっぱいに収穫ができました。

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少し酸味が強いですが、
味も濃く、甘さもあり、おいしいです。
例えるならポンジュース的な、酸味と甘みのバランスだと思います。

ポンジュース、しばらく飲んでないので味忘れちゃってますけどね。

たいして世話もしていないのに、ちゃんと実がつくんですから
太陽と水と、土とミツバチに感謝ですね。

ただ、このみかん、去年の経験からあまり日持ちしない(乾燥してしなびていく)ので
早めにいただこうと思います。
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