有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

2015年05月

トマトに追肥

トマトが、順調に大きくなってきました。

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1番果も、大きいものでは握りこぶしくらいになり
トマトの実の表面も、ぼやけた薄緑色から
つやつやの薄緑色に変わってきました。

あとは、色が変わってくるのを待つだけです。

今日は、トマトの追肥をしました。

トマトの追肥は、3段目の花がついた時が目安のひとつです。
田植えや、他の野菜の世話にかまけて、
もう4段、早いものでは5段目の花が咲いているので
急いでやってしまいます。

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トマトの畝の、マルチを外したところです。
マルチの中に、潅水チューブが見えます。

トマトの根は、畝の外側に向かって伸びているので
株本から少し外側の土を、少し掘り
肥料を蒔いて、軽く混ぜます。

混ぜ終わったら、その上に潅水チューブを置き
マルチを被せなおします。
その作業の繰り返しです。

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トマトの肥料切れの見分け方を、少し書きますね。

この写真のように、先端の新芽の葉が、内側に丸まっていれば
「肥料がまだまだある」か「肥料が多め」です。

新芽の葉が、真横に向いて伸びているようなら
「肥料がちょうどいい」です。

ですが、新芽の葉が、斜め上に向かって立っているようなら
「肥料が切れかかっている」または「肥料切れ」のサインです。

すぐに吸収できる、液肥や、化学肥料を使っているなら
肥料切れのサインが出てから施肥しても、大丈夫といえば大丈夫ですが
(あまりストレスをかけないのが一番ですが)

微生物の分解を必要とする資材を使っている場合
野菜が肥料分を吸収するまでに、しばらくかかりますので
早め早めの施肥が重要です。

トマトの場合、花の段が奇数になった時が
追肥のタイミングと言われています。
(1段目は元肥がありますので、3段、5段、7段…ですね)

毎年、うっかりずれてしまうので
今年は頑張ります!

種まき機ごんべえでほうれん草を蒔く

今日は久しぶりの雨でした。
といっても、パラパラくらいですが
最近、日照りがきつかったので、うれしいですね。

今日は、ほうれん草の種を蒔きました。

あまり広い畝でなくても、手で一粒一粒植えていくと
かなりの時間がかかります。
それが、50メートル近いビニールハウスならなおさら…

そこで、昨年、種まき機ごんべえを購入しました。

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いろいろと種類があるのですが、
プロ農家仕様のものです。
間引き作業の不要な、一粒播種ができます。

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ここに、野菜の種を入れます。
前進すると、中のベルトが動き、種を落としていきます。
(ベルトは、植える野菜の種類や、種の大きさによって交換が可能です)

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種は、真ん中の溝切り内に落ちます。
溝切りの後ろに、土を被せる装置があります。

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後ろのローラーで、土を軽く押さえます。

このように、穴をあける、種を落とす、土を被せる、軽く押さえるという
一連の作業が、一瞬でできます。

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このくらいの畝なら、5分かかりません。

種まき機ごんべえを買ってから、葉物野菜の種まきがすごく楽になりました。

省力化できるところは省力化して、できた時間で
他の作業ができますからね。

この後の水管理をしっかりして、芽がそろうといいですね。

にんにくの芽の炒め物

にんにくを育てていると、副産物といいますか
にんにく以外に収穫できるものがあります。

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少しわかりにくいですが、にんにくの葉の真ん中から
茎が伸びているのがわかりますか?

それが、にんにくの芽です。

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この芽を放っておくと、花が咲き、
球根であるにんにく本体に行く養分が取られてしまうので
はさみで切って、取ってしまいます。

この画像では、かなり伸びてしまっていますが
もっと短いときに取る方が、柔らかくておいしいです。

にんにくの芽は、このまま引っ張っても抜けます。
外気に触れていない部分の芽は、柔らかくておいしいのですが
抜いた後に、そこから雨が入ると
にんにくが傷みやすくなるので
必ずはさみで切るか、手で折ってください。

今回は、にんにくの芽と豚肉の炒め物にしてみました。

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豚肉を軽く炒めて、取りだします。
置いている間に熱が入るので、炒めすぎない程度に。

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5センチほどの長さに切ったにんにくの芽を
火が通って柔らかくなるまで炒めます。
切れ込みを入れると、早く火が入ります。

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冷蔵庫にあったもやしと、先ほどの豚肉を加えて
オイスターソース、紹興酒、しょうゆ、砂糖、塩コショウで炒め、
最後に片栗粉でとろみをつけました。

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完成です!

簡単に、焼肉のたれで味付けしてもおいしいです。

にんにくの芽は、にんにくと同じく栄養満点なので
暑くなる季節、バテ防止にどうでしょうか。



ウリハムシとウリ科植物

今日の最高気温は33℃、
なにより日差しが強く、セルトレイやポットの苗は
朝、昼、晩と水やりをしないと、萎れてしまいます。

ビニールハウスにある苗も、そろそろ家の軒先の日陰に
避難させたほうがいいですね。

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きゅうりがすくすく育っています。

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ズッキーニも大きくなりました。

写真はありませんが、かぼちゃやスイカも
ゆっくり成長しています。

これらはウリ科の植物ですが、ウリ科の植物には
大変やっかいな虫が付きます。

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タイトルにも書いた、ウリハムシです。
うちの近所では、ウリバエと呼ばれています。

体長6、7ミリほどの虫で、きれいなオレンジ色です。
食欲が旺盛で、ウリ科の葉や実、幼虫は根を食べます。

人が近づくとすぐに飛んで行ったり、
そっと近づいて捕まえようとすると、器用にコロッと下に落ちて
逃げてしまいます。

水やりついでに、ウリバエに水をかけると
動きがニブくなるので捕まえられますが
翌日になると、どこからかやってきて増えているので
捕まえても捕まえても、キリがありません。

虫がつく原因の一つに、肥料の効きすぎがありますので
今年は慎重に、すこし窒素を控えめにしています。

そのおかげか、今年は昨年までよりも
ウリバエの数が少ないようにも思います。

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調べてみたところ、ネギのにおいが苦手だったり
ペットボトルで捕まえる方法もあるようです。

ちょうど、玉ねぎの収穫時期が近づいているので
試してみたいと思います。

田植えが進んでおります

暑い日が続きますね~。

特に日差しが強い。
首の後ろがじりじりします。

空気も乾燥してますから、やたらに喉が渇きます。
今日は、調子に乗って水をガブ飲みしていたら
お腹を壊しました。

水分補給は、上手にしましょう。

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田植えが進んでおります。

今のところ、3分の2ほどです。

うちの田んぼは3つの集落にまたがっており
ほとんどが1反ないくらいの、小さめの田んぼです。

なので、大きな機械が使えず、また1度に済ませられないため
田植え→代掻き→田植え→代掻き…の
繰り返しになります。

結果、段取りがうまくいかず、かなりの時間がかかってしまうのですが

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4月に溝さらいをしたところに草が生えて
水が流れにくくなってしまったため
今日はもう1度、溝の掃除をしました。

深く掘りすぎると、田んぼに水を引き込む際に
たくさんの水が必要になるため
浅めに、溝の表面を鍬でそぐ程度にさらいます。

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一見、きれいに見えませんが(笑)
これで水が流れやすくなりました。

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水が引き込めたら、代掻きです。

もうしばらくがんばります。

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