有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

雨と強風とジャガイモ

今日は朝から雨風の荒れ模様の天気。

風が吹くと、マルチがばたついていたジャガイモ畑が心配で
確認に行くと
案の定、マルチが何枚かはがれていました。

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雨に濡れながら、はがれたマルチをマルチ押さえで補強したのですが
それくらいではもたないほどの強風。

本当なら、マルチの裾に土を被せるのですが
狭い畑でなるべく畝を広く取りたかったため
マルチ押さえで対応した結果が、裏目に出ました。

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倉庫から、ハウスバンドとマルチ押さえを持ち出して
クロスしていく形でマルチにかけていきます。

多少のばたつきはまだありますが
風ではがれる心配はなくなりました!

と、作業しながら気づいたこと。
マルチがところどころ、出っ張っている。

これは、ジャガイモの芽が出たかな?


畝を作り、ジャガイモを植えて、その上にマルチをかけているので
ジャガイモの芽が出ると、中から押してきます。

マルチと一緒に、ジャガイモの芽を切ってしまわないよう
触って確認しながら、芽を露出させていきます。

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30センチ間隔で植えているのですが
芽が出ているところと、まだ出ていないところがありますね。

…土くれを芽と勘違いして、マルチを切ってしまったところが
若干ありますね(笑)

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これがジャガイモの芽です。

マルチの中で成長したので、日に当たっていないせいで
真っ白です。
もやしと同じですね。

露出させて、日が当たるとすぐに緑色に変わります。


遅霜に気を付けて!

万願寺甘とうがらしと、トマト


※4月6日の作業日記です。

今年の春は雨が多く、屋外の仕事がはかどりません。

一方、雨の影響を受けないビニールハウスの仕事ははかどります。

逆に、ビニールハウスは天気が良すぎると暑くて、
中で仕事をするのが辛いんですけどね。

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畝立てをして、潅水チューブを置いてます。


みなさんは、万願寺甘とうがらしという野菜を知ってますか?

京都府の舞鶴市原産の京野菜で、ピーマンと伏見トウガラシの
交配種と言われています。

みなさんがとうがらしと聞いて思い浮かべる、赤くて辛いとうがらしを、
15~20センチくらいのサイズにした、青いとうがらしと考えてもらえると
わかりやすいかも。

味はピーマンに似て、多少の苦味と甘味のある野菜です。
うちでは、じっくり焼いた甘とうがらしに、しょうゆと鰹節をかけて
食べてます。
夏といえば、これですね。

今日は、農協から届いた万願寺甘とうがらしの苗を植えました。


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株間を均等に植えていきます。


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植えた苗はまだ弱く、風等で折れてしまうことがあるので
山で取ってきた竹で、支えをします。

植える本数が多いと、立ったりしゃがんだりと
まるでスクワットでもしてるかのようになるので
頑張った日は、太ももに力が入らなくなります。


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一列植わったら、畝の両側にマルチを張ります。
この黒マルチが、保温と防草の役目を果たします。

中に潅水チューブを置いてあるので
水やりも楽で、しかもマルチのおかげで水分の蒸発も抑えられます。
一石三鳥です。


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なんとか、4列植え終わりました。

1列は万願寺甘とうがらし、他の3列には、大玉トマトを植えてます。

万願寺の畝だけは、昨年に使用したマルチを使っているので
トマトが植わっている畝のマルチに比べて、ずいぶんくすんでますね。
でもいいんです!使えるものは使うんです!

(実は、全部の畝に、昨年のマルチを使う予定だったのですが
冬の間にネズミにかじられて穴だらけになってしまったので
新品を使いました)


続きの作業は、また明日。


みなさま初めまして!


みなさま初めまして!お初にお目にかかります。
わたなべ農園、野菜担当のなべちゃんです。
(ちなみに、父は水稲担当の家族経営です)

京都で、水稲と野菜の専業農家を営んでいます。
季節ごとに色々な野菜を育てて、直売所や料理屋、地元の学校に卸しています。

代々兼業農家だったのが、父の退職を期に専業農家になったのですが
専業になってからまだ、ホニャララ年…
勉強と実践の、繰り返しの毎日です。


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世の中には、いろんな農法があります。

化学肥料を使うもの、有機肥料を使うもの、肥料を使わないもの、
土すら必要としないもの…

どれが間違いで、どれが正解と感じるかは人それぞれ。

自分のなにをやりたいか、なにを目指すのか、優先したいことはなにか、
それによって、なにがベストで、なにがベターなのかも変わります。


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今のところ、我が農園は
「有機また有機由来の肥料で、なるべく農薬は使わず、おいしいと感じる野菜を作る」
のスタンスで、野菜を作っています。

これが農業にとって、ベストかと問われれば…んー、わかりません!
わが農園にとって、これがベターでもないのかもしれません。

これからも迷って、悩んで、喜んで、自分にとっての、ベストを見つけるために、
農業とともに歩んでいきたいと思います。


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…なにか、柄にもなく、ものすごくお堅い自己紹介になってしまいました。

これから、ゆるゆると書いていきますので、
みなさまよろしくお願いします。


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