有機栽培で産地直送!わたなべ農園の健康野菜ブログ

めざせ地域一番から日本で一番!鮮度と健康と笑顔を お届けするために、試行錯誤の毎日です!

つるなしいんげん

ごぶさたしております。
また思いついたようにブログを再開していきます。
お暇なときにでもお付き合いください。

先週は黄砂がひどかったですね。

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朝もやの写真ではありません。昼の写真です。
目に入る景色が全体に白っぽく、なにか不安になるような感じです。
花粉症なのでマスクは欠かせませんがアレルギー持ちの身体には
よくないだろうなと感じます。

昨年作ったつるなしいんげんを今年も植えてみました。

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誘引用のネットを張らなくていいのがすごく楽です。

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つるがないのであまりのびませんが、それでも40センチ程度の背丈にはなります。
また伸びてきたら新しく線を張り、誘引していきます。
低い背丈にいんげんがすずなりになるのでビジュアル的にも面白い品種です。

もちろん味もいいですよ。

電柵器はソーラー式がおすすめ

忘れた頃に、猿が来ますね。

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そして、こんな風にしていきます。

今まで、獣対策はいろいろとしてきましたが
やはり最終的には電気柵か、ネットとの組み合わせに落ち着くと思います。

この玉ねぎは家の近くの畑ですが
道を渡ったところにある玉ねぎも少し食べられてしまいました。

なので、他の仕事を後回しにして
こちらも囲んでしまいます。


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以前に紹介した、「おじろ用心棒」式です。
80センチの塩ビパイプにアルミテープを張り
電気柵の線を巻きつけています。
これにより、猿が棒を登るのを防ぎます。
(ちなみにですが、この写真のワイヤーメッシュは
家にあるものを転用したので目が粗いです。
猿や小動物対策には10センチのものがおすすめです)

そして、今回使用した電柵器はこちら


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末松電子製作所の「クイックソーラー3300」です。




電柵器には、電池式、バッテリー式、ソーラー式、家庭用電源式がありますが
家から離れた畑で使うには
断然「ソーラー式」がおすすめです。

ソーラー式は確かに高いのですが、その値段を考えても
お得感があります。

というのは、過去に使用した「電池式」は
電気ショックがあまり強くなく、また電池の減りが早いという
弱点があります。
獣に甘く、ランニングコストを考えるとお財布に厳しい。

また、獣は、電気柵の線に電気が通っていないことを確認すると
再度電気を通しても侵入しようとするという不思議な習性があるようで
出来れば一年中電気を通しておくか、
使用しないときは線ごと撤去する必要があるんですね。

その点、ソーラー式はいつでも強力な電気を通せますし
ランニングコストはゼロ、環境にも優しいといいことづくめです。

なにより、いちいち電池の残量を確認しなくてもいいのも
楽ですね。
とにかく、仕事は山ほどあるので、省力化できることはなるべく
省力化する方が精神的にも楽です。


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末永く、お世話になります。



万願寺甘とうの植え付け

春は苗を育てる季節であり、植え付けの季節でもあります。

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セルトレイやポットに、苗がてんこ盛りです。
ビニールハウスの中の方が暖かく、虫の心配もないため
いつも苗でいっぱいになります。
あっちこっちに移動させながら、ビニールハウス内の植え付けの
場所を確保します。


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撒いたもみ殻堆肥が畝の真ん中に来るように
管理機で畝をたて、万願寺甘とうの苗を植え付けました。
今年の苗は、届いたときには花がついていたので
成長は早めです。
背丈は短かったので、植え付けしやすかったですね。

植え付けの際、あらかじめ水があふれるくらいに
苗に水をかけておくんですが
植え穴にも水を入れておきます。
今回は柄杓で2杯、750mlほど入れました。
そうすると、畝にしみこんだ水を求めて
根が下へ下へ伸びていきます。

初めの水管理もしやすくなるのもいいですね。

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春はまだ、朝晩に冷え込みがあります。
時には霜が降ることも。
寒さに弱い苗を守るために、不織布を掛けて
対策をします。

このあと、苗が伸びて倒れないように支えをしますが
今年の苗の長さだとしばらく必要なさそうです。
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